原子炉はサブノーティカ最強の発電装置だ。
熱発電機のように永久的な供給はなく、バイオリアクターのようにその辺の有機物をなんでもかんでも投入できるわけでもない。
が、1度稼働してしまえば電力供給スピードで敵うものはないし、1台で水ろ過機を2~3台運用してもビクともしない。
今回はそんな原子炉の設計図が入手できる場所と設置、稼働手順、発電材料となる燃料棒に使う閃ウラン鉱の採取などの情報を解説する。
この記事を読めば、ハイパワー発電機原子炉のスゴさがよくわかるはずだ。
原子炉を作るその前に
原子炉という発電機は、稼働させるにあたって2つの最低条件がある。
条件その1:多目的ルームか大部屋にしか設置できない。
条件その2:稼働には材料となる燃料棒が必要。
したがって原子炉は、ムーンプールやスキャナールーム、通路型の部屋には設置できず、燃料棒のクラフトには閃ウラン鉱が必要と、最強の発電機なだけにハードルが少し高い。
多目的ルームの設計図がない場合は以下の記事を参考にどうぞ。
閃ウラン鉱集めに関しては後述するので安心してほしい。
原子炉の設計図を入手できる場所
画像の通り、山岳地帯の海底と、計4つの沈没船周辺、中央右下の赤丸真下の廃墟外(デガシの居住地250m)、これらいずれかで原子炉の残骸をスキャンできる。
スキャンする残骸の合計は3個。いくつかのポイントをハシゴする可能性もある。
こう見ると山岳地帯はリヴァイアサンがやたら多いので、ちょっと怖いなと思ったら、
デガシの居住地→沈没船⑦→沈没船⑧
の順で回るのが比較的安全だ。
沈没船⑧は発見が少し難しく深いので、沈没船⑦探索までの設計図完成が理想。
もし沈没船⑤と⑲に行かざるを得なくなった場合でも、マップと周囲と方角をよく観察して、リヴァイアサンの縄張りを搔い潜れば到達できる。
デガシの居住地の探索
浅瀬珊瑚礁から最も近い探索ポイントで、水深250mほどのジェリシュルーム洞窟に潜る。
グラッシー台地と海藻の森の境界付近に、真下へ潜れる大きな入口があるので、そこから侵入。
縦穴を抜けると見えてくるのがデガシの居住地。廃墟周辺に残骸が落ちているので、隈なく探そう。
なお、廃墟内では水ろ過機の完成品をスキャンできるので、ここで設計図を入手してしまおう。
沈没船⑦の探索
原子炉の残骸は沈没船内部というより、周辺の海底に落ちている。
せっかくなので船内を探索するのもおすすめ。他の有用なアイテムが多い。
入口は2つあるが、共通の最深部がないので、両方から入って探索する必要がある。
塞がれたドアが1枚あるので、レーザーカッターを持っていくこと。
沈没船⑧の探索
300m以上潜った洞窟の入口に横たわっている。直上からは到達できない。
深い上に暗くてわかりにくい場所にあるので、向かうには多少根気が必要だ。
場所としては、沈没⑦から北上してバイオームの境界に横たわる大きな亀裂を北西向きで潜航していくと、深度360mを過ぎた辺りで洞窟入口上部に横たわる沈没船⑧が見えてくる。
もし見つからなければ、北西向きで360mの深度を水平に移動してみよう。
入口は2つある。上部の亀裂か、底部の亀裂から侵入しよう。
内部のダクトも二股に分かれるという構造で、方向感覚を狂わせてくるので注意。
塞がれたドアが1枚あるので、レーザーカッターを持っていくこと。
沈没船⑤の探索
山岳地帯最深部の沈没船⑨よりは、リヴァイアサンの危険性が少ない。
原子炉だけなら残骸は周囲に置いている。内部を探索するのであれば、侵入口は2つ。
内部は2ブロックに分かれているので、1つの扉で全てを探索することはできない。
レーザーカッターで侵入する側には隠し通路があるので覚えておこう。
沈没船⑲
原子炉の残骸が運悪く3個揃わない限り、ほぼ来なくていい場所。
船体は大きくないので、原子炉の残骸が配置されるかは祈るしかない。
日中だと画像のように南方面を泳ぐリーパーリヴァイアサンを見れる。
無理に近付かなければ襲ってこないので安心。
船内はレーザーカッターで破る扉が1枚のみ。
閃ウラン鉱を集められる場所
燃料棒の材料となるのが閃ウラン鉱で、単品で拾うか大型鉱床から採掘する。
単品を拾える場所
そこそこ深いバイオームでは大体発見できる。岩壁や海底、洞窟内を隈なく探そう。
もちろんロストリバーや溶岩地帯などにも落ちているので、遠征先でも調達が可能だ。
閃ウラン鉱の大型鉱床がある場所
プローンスーツのドリルアームがあれば、大型鉱床から7~14個の閃ウラン鉱が採掘できる。
燃料棒に3個消費するので、一気に集めたいなら大型鉱床を探すのもアリ。
単品と同様に、ロストリバーや溶岩地帯でも発見できる。
関連記事→ドリルアームとグラップリングアームを作ろう【設計図と使用方法】
原子炉を稼働してみよう
設計図と閃ウラン鉱が揃ったら、あとは拠点にビルダーで設置、燃料棒をファブリケーターでクラフトして、原子炉にセットしよう。
原子炉のスナップポイントは決まっており、多目的ルームは1台、大部屋は4台設置できる。
原子炉の素材はチタンやリチウム、金銀銅鉛など種類が多いので、足りなければ周囲で集める。
どれくらいの電力を供給できるのか
冒頭で述べた通り、原子炉1台で水ろ過機3台の運用に耐える発電スピードを持っている。4台運用もできなくはないが、他に回す電力の確保に時間がかかる。
電力ストックは2500と、これも発電装置の中で最大クラスだ。
燃料棒は1本で20000の電力を蓄電し、計4本装填可能。
ゲームに慣れてチャートを順当に進めれば、燃料棒1本使い切らないでクリアできる。
空の燃料棒処理について
PDA内の原子炉説明で、燃料棒は放射能防護服を着用して処分してね、との記載がある。
実際のところ、なんらリスクはないので防護スーツは着なくていい。
使い切った燃料棒はゴミ箱で処分できないので、専用の核廃棄物処理装置という雑貨に投入することでゲーム内から削除可能。
核廃棄物処理装置は浅瀬珊瑚礁の残骸やグラッシー台地で発見し、スキャンできる。
プレイヤー次第だが、そのへんの海底に破棄してもまるで問題ない。
ただ、消えないオブジェクトがゲーム内に増えるとラグに影響を与えるらしいが、これも本当にプレイヤーの選択次第。