水ろ過機は、ろ過装置を使用した水と塩を自動的に生成する装置だ。
しかし、消費電力が重すぎて序盤の運用に向かないのが正直なところ。
と言いたいが、やり方によっては水ろ過機の序盤運用は不可能ではないし、むしろ私は序盤に作ってしまうタイプだ。(自分語り)
今回はこの水ろ過機を作って設置する手順、序盤中盤関係なくできる運用方法をご紹介。
この記事を読めば、きっとあなたの水ろ過機運用が上手くいく。
水ろ過機を作るその前に
拠点に広い部屋があるかどうか確認
水ろ過機は、多目的ルームか大部屋にしか設置できない。
前提として上記の設備が必要なので、まだであれば仮でもいいので拠点を建設しよう。
後に引っ越しする場合でも、解体すれば全ての素材が戻ってくる。
もし設計図すらなくても、後述に水ろ過機とセットで入手できるポイントがあるので問題ない。
広い部屋について以下の記事も参考にどうぞ。
発電設備を用意する
水ろ過機は大量の電力を消費するので、ソーラーパネル1台やそこらでは到底足りない。
おすすめの発電設備はバイオリアクターで、これは有機物(魚や珊瑚片などの生っぽいアイテム)を分解して拠点の電力に変える優秀な発電装置だ。
グラッシー台地で残骸をスキャンして設計図を完成させられるし、設置する材料もそう難しいものはない、序盤から終盤まで使える安心の性能。
詳しくは以下の記事で解説している。
ゲーム進捗によっては熱発電機や原子炉が作れる段階のプレイヤーもいるだろう。
使用する発電設備はどれを採用しても問題ない。
詳細は後述するが、原子炉以外だと複数台設置しなければ稼働しなくなる。
水ろ過機の設計図を入手できる場所
水ろ過機の設計図がある場所は画像の赤丸で囲われた2カ所。
南側のポイントが中央から近くてアクセスしやすい。
なお、スキャンするのは残骸ではなく完成品なので、1回のスキャンで設計図が入手できる。
南側のポイント
向かう場所は、ジェリーシュルーム洞窟にあるデガシの居住地(250m)だ。
赤丸ポイントでオーロラ号の距離感を見ると、こんな具合。
この位置から真下を見ると、目的の亀裂が垣間見える。
カモメみたいな亀裂の縦穴を200m以上潜るので、可能ならシーモスで行きたい。
序盤であれば、最低でもシーグライドと大容量酸素ボンベ1個が欲しい。これならリブリーザーがなくても、水ろ過機をスキャンして海面に戻って来れる計算だ。
デガシの居住地が真下に見えてくるので、画像の矢印から内部に侵入する。
入った最初の部屋の奥に水ろ過機がある。
また、この廃墟自体も広い部屋の設計図完成品なので、持ってない人はここでスキャンしよう。
北東側のポイント
ゲームの進行度によっては放射能汚染が到達している可能性もある。
あと単に遠いので、それも含めてあまりおすすめしないポイント。
深度200mくらいに沈んでいる沈没船内でスキャン可能。レーザーカッターは必要ない。
開けられるドアから入ってすぐにあるので、その点ではものすごく簡単なポイントと言える。
水ろ過機の設置方法
上の項目でも述べた通り、水ろ過機は多目的ルームか大部屋にのみビルダーで設置できる。
設置場所は自由だが、所定のスナップポイントがあるのでそれに準拠したところに作ろう。
材料のエアロゲルは、ルビーとゲルサックをファブリケーターで合成し作る。
ルビーとゲルサックの入手法についてはこちら。
水ろ過機の運用方法
基本情報
ろ過装置を使用した水と塩を、最大2個ずつまで生成する。
水は1日1本ペース、塩は1日2個ペースだ。
両アイテムを2個生成し終わると稼働が停止し、電力消費もストップ。
生成されたアイテムを水ろ過機から取り出すと、再び生成が始まる。
以前までは電力が足りないと拠点がダウンしたが、現在は水ろ過機がダウンするように変更パッチが入った模様。
電力の確保について
水と塩の生成で大量の電力を消耗し、拠点の電力を使い果たすと水ろ過機は動作を止める。
この電力供給が一番の課題になるが、1つの結論から申し上げよう。
水ろ過機1台の消費電力を上回る電力供給をできるのは、原子炉のみだ。
ただし、他の発電施設でも複数台設置で水ろ過機1台の消費量を上回れる。
ソーラーパネルの場合
1台では無理だが、2台目で僅かに発電量が上回る。拠点が海面に近いほど効果が高い。
ただしこれは日照時間だけで、夜間は完全に消費しきってしまう。
夜間でも電力を保ってギリギリ稼働させ続けるのに必要なソーラーパネルは6台から。
もちろん、充電やファブリケーターでクラフトなどもギリギリになるので、6台どころか8~10台は設置しないとまともな拠点運営ができない。
そもそもソーラーパネルを10台設置するくらいだったら、バイオリアクター以上の発電設備に乗り換える選択肢を強くオススメする。
バイオリアクターの場合
1台でも最大発電量は多い方だが、発電スピードの遅さから消費量に僅差で負けてしまう。
水ろ過機を常時稼働した上で拠点内活動の全てが丸く収まるのは2台目から。
熱発電機
60℃以上だと1台で水ろ過機の消費を上回れる。が、ほんのちょっとだけ。
ソーラーパネルと違って常時発電するものの、70℃ですら他へ回す分の電力供給が乏しい。
なので、熱発電機も最低2台(両方70℃以上を推奨)の設置で運用したいところだ。
原子炉
発電量、スピード共に申し分ない。
これ1台で水ろ過機3台稼働をまかなえる上、拠点活動分の電力もしっかり確保する余裕ぶり。
ただし【序盤で】という考え方だと、設計図入手と建造材料とウランの回収あたりで少し難があり、バイオリアクターの顔がチラついてしょうがない。
中盤から終盤にかけては本当に心強い発電装置なので、水ろ過機運用に関わらず有用だ。
ろ過装置を使用した水というアイテムについて
水ろ過機が生成する【ろ過装置を使用した水】は、水分を50回復させる飲料最上位アイテム。
遠征などでインベントリの節約に繋がるので、常用プラス保存用も準備しておきたい。