「ビルダーを使って拠点を建築する方法がイマイチわからない……」
「うまく拠点がつながらないんだけど……」
「今より他にもっといい拠点候補地はあるのか……」
という悩みを解決すべく、プレイ時間400時間を超えた私がこのゲームの建築を解説。
建築に関する、他にはない全ての情報や豆知識を詰め込んだので、上記の悩みを持つ人やこれから拠点建築をする人にも役立つ内容となっている。
建築はサブノーティカの楽しさの根幹なので、本記事を一部でもぜひ参考にしてほしい。
初心者向け建築手順
基本的な建築方法を知っている人は読み飛ばしてもOK。→次の章へ←
拠点の役割とメリット
このゲームは海中を探索する以上、必要な酸素や装備、資源、飲食物などを作る・整える・蓄えることが、ゲーム攻略において重要になってくる。
具体的には必須アイテム作成、充電やアップグレード機器の設置、資源の貯蓄、果物栽培など。
これらの殆どは、初期脱出ポッドだけにいては不可能だ。
その作る・整える・蓄えるを実践するために、拠点を建造しようという話。
以下は拠点を建造した人の口コミ。(2023 suiの部屋調べ)
「拠点のロッカーにたくさんアイテムを収納出来て便利!」30代 男性 ブログ運営者
「バッテリーや乗物の充電ができて、気兼ねなく探索に出向ける!」30代 男性 ブログ運営者
「メロンを栽培したら魚いらなくなった!」30代 男性 ブログ運営者
「設置したベッドで寝たら夜をスキップして朝だった!」30代 男性 ブログ運営者
「水槽で孵化したカドルフィッシュと仲良くなれた!」30代 男性 ブログ運営者
これらの茶番はほんの一例だが完全に事実で、拠点を構えるメリットはあまりにも多い。
ビルダーの使用方法3ステップ
建築動作は全て、ビルダーを装備時右クリックで開く建築メニューから始まる。
ビルダーを持ってない人は、ファブリケーターのツール一覧からクラフトしよう。
そこからアイテムを選んで対応した場所に仮設置後、材料を投入して完成させるという流れだ。
もちろん、各モジュールによって様々な材料を要求されるので、建築前に周囲を探索して素材を集めておこう。チタン、石英、銅、鉛、金などがあればスムーズにことが進む。
建築メニューを開く【右クリック】
ビルダーを装備した状態で右クリックを押すと、上記の建築メニューを展開できる。
マウスコントロールが有効になるので、配置したいアイテムを選ぼう。
建築メニューのキャンセルも右クリックで可能だ。
メニュー展開中でもプレイヤーは前後左右と上昇下降の移動ができる。
選択したアイテムを仮設置する【左クリック】
建築メニューからアイテムを選択したら
適した場所に左クリックで配置しよう。
シルエットが緑色なら配置可能なポイントだ。
アイテムによってはマウスホイール操作で、横回転の調整が効いたりする。
仮配置を中断したい場合は右クリック。仮配配置の撤去はQキーで可能。
適した場所とは
例えば通路や部屋などは真下に足場となる地形が必要になる。
区画ごとに上限の高さは異なるが、何もない海中にポツンと浮かべる配置はできない。
外部と内装のアイテムもほとんどがある程度のスナップポイントが定められており、マインクラフトのような自由度がないのは少し残念なところ。
建造操作で材料を投入し、完成させる【左クリック】
仮設置のアイテムにビルダーの届く距離で左クリックを長押しすると、本建造が開始。
0%~100%の進捗の間に、インベントリ内の材料を段階的に消費していく。
もしもこの建造段階や完成後に「アイテムの場所を移動したい……」となったら、Qキーで撤去してもいい。素材も全てまるごと返却されるの安心だ。
建造完了後は自動的に【完成させた同アイテムの仮設置ステップ】に戻るので、同じものを連続して建造しないなら右クリックでキャンセルしよう。
実際に拠点を建造してみる
次はチタン6、石英3、銅1で作れる、超初歩的な基地の建設例を紹介する。
場所は初期脱出ポッドのすぐ傍でも問題ない。その周辺での拠点建造に戸惑いがあるなら、クリエイティブモードの方で建築に触れてみるのもアリ。
必要なのは区画、ハッチ、電力の3種だ。
【区画】
区画=拠点活動を行う居住スペースとなるアイテムを区画と定義している。
以下の画像の、円で囲われたアイテムが区画だ。今回はI型通路モジュールを採用。
こんな具合に設置できたら、次の段階へ進もう。
【ハッチ】
モジュールを設置しても、入口がなければ中に入ることができない。(ムーンプールだけは唯一ドックから出入り可能な区画)
なので、以下の画像の円で囲われたハッチをI型通路モジュール側面に取り付ける。
ハッチは基本1つでいい。拠点規模が大きくなれば複数の出入口が必要だったりする。
画像では3カ所に設置しているがこれはあくまで例で、スナップポイントがあればハッチでなくとも別の通路モジュールなどを追加できる。(後述)
特にI型通路、T型通路、X字型通路は真上ハッチが可能な3種。
【電力】
拠点の中に入って酸素補給や設備を使用するためには、基地に電力を通す必要がある。
今回は最序盤から建造可能なソーラーパネルを使用。
画像のように、施設の上部に設置するだけで電力が供給される。
あとは中に入って内部モジュールのファブリケーター、通信機、ロッカーなど設置すれば、初期脱出ポッド籠りは晴れて卒業だ。
以上が基本的な建築のやり方で、後に応用も効く。
ビルダーの操作と区画、ハッチ、電力の3要素をしっかり理解して、次のステップに進もう。
知っておきたい建築の仕様
区画を接続して拠点規模を拡大する
最初は通路モジュールを使用した基地でも、後から別のモジュールを追加できる。
そこで考えるのが、モジュール同士のスナップポイントの概念だ。
スナップポイントとは
元は【ARK Survival Evolved】というゲームの建築で使われていた言葉。
建材同士を接続する際、自動的に綺麗な設置場所へ誘導してくれる、予め設定された接点、および表示のこと。
ARKが有名になったので、この言葉もゲームの枠を飛び出て知れ渡るようになった。説
つまりは、
設置可能なアイテム全てには、配置できる場所できない場所が割り当てられている。
その中でスナップポイントに対応したアイテムが一部存在し、接続に法則性がある。
ということ。
「拠点がつながらない!」と困っている場合、残念ながら仕様となる。
区画モジュールで言えば、下記の画像を例として挙げよう。
このように、側面はハッチに対応するものの区画同士は繋がらないという法則性がわかる。
(詳しくは後述するが、繋がっていない区画には電力の供給も行き届かない場合も)
しかし縦方向なら話が変わり、横方向の接続と違って融通が利く。
上記の画像の通り、区画の側面同士であっても縦方向なら接続可能という性質があるので、立体的な基地を建造したい場合はこれを活用するといい。
なお、上下区画を往来するのに必要な【ハシゴ】は、建築メニューの内装パーツタブにある。
縦方向の接続を応用すれば、地表ステージから海底拠点と連結することも可能。その際のハッチは、画像のように隔壁と階段に見た目が変更される。(詳しくは後述)
拠点の拡張バリエーションは様々なので、クリエイティブモードで試してみるのもおすすめだ。
電力の仕様と発電装置
(クリエイティブモードでプレイするなら気にしなくてOK)
拠点を稼働させるのに電力が必要不可欠で、基地内外の端末や設備を動作するごとに消費する。
基地内の照明や酸素生成には電力を消費せず、備蓄電力が1あれば存続。
外部照明や充電、水ろ過機のような持続的に電力を消費する設備が発電量を上回り、備蓄電力を使い果たした結果基地が停電するという事態が昔のパッチでよくあった。
が、今は備蓄電力1になるとそれらの設備が停止して、停電を免れる方式に変更されている。
とは言え、電力1の状態では何もできないので、規模に合った発電装置を用意したい。
発電装置1つで足りなければ、複数設置で発電力と発電上限を上げることもできる。
そんな発電装置は4種存在。
【ソーラーパネル】【熱発電機】【バイオリアクター】【原子炉】の順で紹介する。
ソーラーパネル(発電上限75)
太陽が出ている時間に発電する外部モジュール。夜間は発電しない。
日照時間以外に、設置した深度によっても発電量とスピードが変動。
浅瀬を推奨するが、100mほどの深度でもそこそこ発電するので、意外と優秀だったりする。
設置場所は拠点の屋根部分でいいが、実は海底や地形に設置しても遠隔で電力を飛ばして通電できるという便利な性質を持っている。
驚きなのが、スナップポイントで繋がっていない至近距離の区画にも電力を伝達できる点。
もっと驚きなのは、遠隔の通電を受けた区画もさらに隣接する区画へ送電する仕様。
実用性があるかはさておき、覚えておいて損はないテクニックになり得るかもしれない。
ここまでせずとも、遠隔送電に適したパワートランスミッターという中継器で延長できる。
パワートランスミッターで近くのソーラーパネル送電をキャッチすれば、そこから100mの距離まで拠点に電力を飛ばすことが可能になる。
もちろん複数台で中継し、もっと遠い場所に、深い場所に電力を送れる。
パワートランスミッターの設計図については後述。
熱発電機(発電上限250)
ソーラーパネルと同じ外部モジュールで、送電の仕様も上記の通りで概ね相違ない。
こちらは周囲の熱を電力に変えるので、昼夜問わず発電できる優れもの。
熱源付近や間欠泉、溶岩地帯などの海水温が50~80℃ある場所に配置すると効果的。
浅瀬の30℃でも発電自体はするが、速度は太陽光発電よりはるかに遅いので非推奨。
設計図の入手も通常は中盤以降となる。
関連記事→熱発電機の設計図がある場所と運用方法
バイオリアクター(発電上限500)
こちらは屋内に設置するタイプの発電装置で、上記のような遠隔送電ができない硬派。
スナップポイントで接続された区画にしか供給できないので、しっかり繋いでおこう。
発電方式は、有機物を分解して電力に変えるというもの。
有機物
このゲームの有機物=生っぽい物、と私は解釈している。
生きた魚、珊瑚のサンプル、キノコ、植物類、果物類など様々な有機物があり、電力に変わる。
おすすめはアシッドマッシュルーム。量を確保できればなんでもいい。
逆に有機物を安定供給できる状況でないと、バイオリアクターの運用は難しいことも。
プランターや大型水槽で果物と魚を養殖して燃料にするという方法も有効だ。
設置できる区画は、多目的ルームと大部屋の床スナップポイントのみ。
関連記事→最序盤で多目的ルームや大部屋の設計図を入手する方法2選
原子炉(発電上限2500)
バイオリアクター同様、屋内に設置するタイプの発電装置。遠隔送電仕様もなし。
スナップポイントで接続された区画にしか供給できないので、しっかり繋いでおこう。
設計図入手が少し難しく、閃ウラン鉱を集めて燃料棒をクラフトする手間があるものの、一度稼働を始めれば全発電設備の中で最高性能の電力供給を発揮する。
燃料棒1本で他と比較にならない量の電力を生産可能。発電上限は2500だが、燃料棒1本につきなんと20000の電力が蓄えられている。タイプミスではない。
設置できる区画は多目的ルームと大部屋の床スナップポイントのみ。
関連記事→原子炉の設計図と閃ウラン鉱がある場所
関連記事→最序盤で多目的ルームや大部屋の設計図を入手する方法2選
基地の外殻強度と修復方法
(クリエイティブモードでプレイするなら気にしなくてOK)
基地には耐久力の概念があり、初期の状態で強度を【10】保有している。
区画やモジュールには大きさによって基地外殻強度減少値が設定されており、設置するごとに強度【10】から減算される。
強度が【0】未満になると、拠点の壁面に亀裂が入り浸水、後にダウンする。
また、拠点を建てた水深によっても強度は減算を受ける。
150mまでは水圧の影響はないが、以降は100m深くなるごとに設置モジュールの基地外殻強度減少値に約1.1倍の補正がかかる。
例えば150m~250mの間に大部屋(減少値4)を設置すると、1.1倍の補正を受けて減少値は約4.4。900mなら1.8倍で約7.2と大幅に増える。
深度 | 基礎外殻減少値にかかる倍率(誤差あり) |
150m~250m | 約1.1倍 |
251m~350m | 約1.2倍 |
351m~450m | 約1.3倍 |
以降同間隔 | 100mごとに約0.1倍上昇 |
なお、海上に露出した部分の区画やモジュールに減少値はない。
拠点の強度を増加させるモジュール
強度【10】のままでは建築を楽しめないので、拠点の耐久力を増やすアイテムを設置しよう。
とにかく【0】未満にならなければどこに設置しても問題ない。
【基礎】【補強材】【隔壁】の3種類だ。
【基礎】は土台タイプの設置物で、基地外殻強度を【2】上げる。
拠点にギリギリ触れない距離でも、仮設置時に緑のシルエットがスナップポイントっぽい角ばった動きをしていたら、しっかり補強判定内だ。
いくつか正方形に並べて広い足場を作ると、整地したかのような小綺麗で近代的な外観になる。
【補強材】は区画のスナップポイントに張り付けるタイプで、基地外殻強度を【7】上げる。
良くも悪くも外観に影響しないが、区画のスナップポイントを1つ使うので、他のモジュール設置の妨げになる可能性がある。
そういったデメリットを除けば、最強の外殻強化アイテムと言える。
【隔壁】はドアタイプの設置物で、基地外殻強度を【3】上げる。
ドアとは言っても出入り口にはできないので、ハッチからは逃げられない。
(水上に露出したハッチの見た目が隔壁に変わってもハッチはハッチ)
設置に少々癖があり、通路型モジュール類と何かの区画の間にだけ設置できる。
通路型が絶対条件になるので、運用の際は覚えておこう。
なお、ドアを開けるモーションがじれったい場合は開けっぱなし推奨。
強度が0未満になる外的要因
強度の限界を超えてモジュールを追加すると、もちろん強度が0未満になり基地が破損する。
そういった故意の破損以外で基地がダウンする外的要因がいくつかある。
【外敵の攻撃】
実際にサバイバルモードでデバッグコマンドを使い、拠点周囲にゴーストリヴァイアサンを20匹、拠点内にサンドシャークを100匹放ったりして実験。
結果、いつまで経っても拠点は損傷しなかった。むしろノーダメージまである。
外敵の衝突や攻撃判定は影響しないと結論付けられるが、例外が存在。
タイガープラントという植物種だ。
この植物はグラッシー台地に生息し、近くのプレイヤーにトゲを飛ばしてダメージを与える。
拠点を認識して攻撃するというよりは、プレイヤーを狙って飛ばしたトゲが区画にヒットして損傷、といった具合に被害を受ける。外殻に対するダメージは何故かとても高い。
グラッシー台地で建築する時は、周囲にタイガープラントが生えてないか確認してから行おう。
【アシッドマッシュルームとディープシュルームの破裂】
両アイテムは、切りつけることで破裂し、周囲に猛毒を噴出する。
この破裂が拠点にとっては相当のダメージで、1個か2個切っただけで区画が損傷してしまう。
例えばこんな拠点があったとしよう。
ナイフで得られるサンプルでアシッドマッシュルームを栽培しようと、ガラス通路真下のアシッドマッシュルームをそのまま切ったりすれば……
ダメージを受けた区画が損傷して浸水してしまった、となる。
そうそうない状況だとは思うが、覚えておいて損はない。
【乗物の衝突ダメージなど】
シーモスやプローンスーツが衝突や着地などしても拠点にダメージはないが、サイクロプスの衝突で破損することはあるので、ぜひとも安全運転を心掛けたい。
また、プローンスーツのドリルアームでも拠点はダメージを受けるの注意。
拠点損傷時の修復方法
強度が0未満になって浸水した場合、リペアツールを使用して内部から亀裂を修復しよう。
オーロラ号のドライブコア修理を同じ要領で行う。広い拠点の場合は破損部探しが大変でも、全ての亀裂を修復する必要はなく、%進捗分直せばいい。
完全に修復出来たら拠点が復帰し、少しずつ排水されてゆく。
拠点の各設備機能と設計図について
ゲーム中で実装されている全てのモジュールや設備も含めて、機能や様式を説明する。
かなり長くなるので詳細は折り畳み方式。気になるアイテムを適宜展開してほしい。
基地の区画
通路モジュール
多目的ルームと大部屋
スキャナールーム
ムーンプール
展望室
ガラスドームと窓
縦方向コネクター
ハッチ
基礎と補強材
外部モジュール
屋外に設置するので基地外殻減少値はない。
ソーラーパネル
熱発電機
パワートランスミッター
投光照明とスポットライト
屋外用プランター
基地取り付け型エアポンプ
内装パーツ
ハシゴ
水ろ過機
隔壁
乗物改造端末
大部屋用仕切りと仕切り用ドア
バイオリアクター
原子炉
大型水槽
内装モジュール
サイズが合えばあらゆる区画とサイクロプス内の壁や床に自由配置できる。
ファブリケーター・通信機・医療用キット製造機
壁掛けロッカーとロッカー
バッテリー充電器とパワーセル充電器
水槽
改造ステーション
各種植木鉢と屋内プランター
壁掛けプランター
雑貨
サイズが合えばあらゆる区画とサイクロプス内の壁や床に自由配置できる。
機能的な物もあるが、どちらかというとインテリア向けなアイテムが多い。
ベンチと各種椅子
各種ベッド
机・バーテーブル・カウンター
標識
ピクチャーフレーム
ゴミ箱と核廃棄物処理装置
スナック自販機とコーヒー自販機
ウォールプランター
壁棚と壁掛け棚
装飾品について
これらはビルダーやファブリケーターで作るアイテムではなく、探索で完成品を拾得する。
機能などは一切ないので、内装を賑やかにするためだけのものだ。
装飾品は大きく分けると置物タイプとポスタータイプで2種類で、覚えてないくらい様々なものがあったと思う。気になったら探してみよう。
オーロラ号やデガシの廃墟によく落ちている。
おすすめの拠点候補バイオーム
結論から言うと、住めないというバイオームは存在しない。
リヴァイアサンが乗物にちょっかいをかけてこない位置なら、超危険地帯の砂丘や山岳地帯、オーロラ号周辺でも活動はできる。(推奨はしないが)
おすすめとなると私の独断と偏見になってしまうが、敢えて1つ推しを挙げる。
初期脱出ポッド周辺の、浅瀬珊瑚礁バイオームだ。
浅瀬珊瑚礁が拠点におすすめな理由
まず第一に、マップのほぼ中心であるということ。
このゲームは上手くできていて、RTAでもしない限りほとんどのバイオームに訪れる仕様だ。
例えば南西端に拠点を建てて、北東に位置する場所へ行くとなると、かなり時間がかかる。
その点、真ん中に拠点があると、北東どころか全てのバイオームにアクセスしやすい。
第二に、おおよその安全が保障されていること。
ストーカーなどの敵対生物は付近にいるものの、中盤以降は大した脅威にはならなくなる。
リヴァイアサンがいないのも正義。
海面も近いので、基地が破損する何かしらの不都合があっても息継ぎに困らない。
第三に、バイオリアクターの燃料が豊富なこと。
有機物として手軽に入手できるアシッドマッシュルームが至るところに生えており、いくら乱獲しても尽きることがない。
他では珊瑚系の素材も多く手に入るので、コンピューターチップ作りなどが手軽。
最後に、全バイオーム中最高の景観を持っていること。
これは人の好みで変わるが、明るく綺麗な生態系という感覚で他に勝るバイオームはない。
大規模な拠点を作るという場合でも、浅瀬珊瑚礁とグラッシー台地の境界にある斜面や断崖を利用すれば深度を稼げる。そうなるとほぼグラッシー台地の拠点になってしまうが、気にしないこと。
他のおすすめバイオーム
グラッシー台地
深さや明るさも兼ね備えた良バイオーム。チタン金銀銅鉛石英の入手に困らない。
浅瀬珊瑚礁や海藻の森も近いので、そこ原産の素材が必要になっても手軽に取りに行ける。
マップ全体で見ても、そこまで偏った位置にはないので、他方面のアクセスも良好。
タイガープラントが拠点の近くにいないことだけをしっかり事前確認しよう。
海藻の森
緑がかった海水と、クリープバインという海藻が特徴的。
浅瀬珊瑚礁、グラッシー台地とほぼ隣接しているので、資源面は問題ない。
脅威は一定数存在するが、拠点内活動に差し支えないので気にしなくていいレベル。
ちなみに、クリープバインは基礎や区画の設置に重なると消滅するので、設置→撤去を繰り返して整地することができる。
また、金属くずの多さからチタン集め最強格の場所としても一部界隈で有名。
緑がかった海水は、海洋恐怖症の人には少し抵抗があるかもしれないが、背の高い海藻と種の黄発色が目に優しく、巨大な敵性生物もいないので慣れるのではないだろうか。
キノコの森(北西側)
敵性生物が一切存在しないバイオーム。連なった巨大キノコツリーが特徴的。
海水も透き通っており、どちらかというと海底が賑やか。
石灰岩、砂岩、頁岩の鉱床3種も揃っており、リチウムの単品がそのまま配置されているなど、資源が多い。チタンは隣の海藻の森で金属くずを集められる。
西の砂丘バイオームにはリーパーリヴァイアサンがうじゃうじゃいるものの、ちょっと砂丘に踏み入ったぐらいでは出会わないので安心。
キノコツリーが狭く生い茂って拠点を建てられない場所も多いが、中心部などに開けたポイントがあるので探してみよう。
もしくはツリー上部の幹に基礎や区画を配置できるので、そこを基点に拡張してもいい。
島や海上に拠点を建てる場合
おすすめバイオームの話から逸脱するが、どこの島や海上に建てるかも少し重要。
島であれば浮島or山岳地帯の島の2択だが、実際好きな方でいい。この2つの島は転送装置で自由に往来ができるので、隣り合っているようなもの。
海上のに拠点を露出させる時は、その位置の海底から区画を縦伸ばしにするので、比較的浅いバイオームで実践するのが理想とされる。
海上に上手く基礎を露出できたら、普段は海中にあるような外部モジュールも置ける。
屋外用プランターが水上にあれば、屋内プランターでしか育てられない果物も栽培可能。
なお、海上に露出した部分の区画やモジュールに基地外殻減少値はない。
上記以外のバイオーム
居住性や安全性、資源効率を度外視して、とにかく景観だけで選びたい人向け。
海中列島
浮いてる岩礁付近に資源が豊富だが、ボーンシャークという敵がやたら多い。
一方、500m近い海底には火山があるので熱発電向き。敵もここまでは潜ってこない。
景観の雰囲気としては、やや荒廃した印象。
岩石荒原
海中列島と似た雰囲気を持っているバイオームだが、資源は意外とある。
敵性生物もあまりいないので、住む分には何も問題ない。
シートレーダーの通り道
マップ端というデメリットを除けば、そこまで苦境を強いられない安全なバイオーム。
シートレーダーという生物が歩いた後に頁岩が生成されるので、その素材には困らない。
閑散とした珊瑚礁
名前の通り、閑散とした雰囲気が好きならおすすめ。
大した敵性生物もいないので、安心して暮らせる。
深海珊瑚礁
ワーパーやゴーストリヴァイアサンが生息する南西端の深いバイオーム。
ゴーストだけに配慮すればまだ普通に暮らせる範囲で、浮島やロストリバーに近いのも利点。
リヴァイアサンの出現ポイントは赤丸で記した位置。
バルブブッシュ群生地
鮮やかなマリモが自生しているバイオーム。一般からレアな資源まで多く存在する。
リヴァイアサンはいないが、アンプイールという電気ウナギが結構怖いので注意。
ブラッドケルプ群生地
ブラッドバインという植物が特徴の、真冬の夜みたいな寂れた雰囲気のバイオーム。
赤丸の地点にはゴーストリヴァイアサンが出現し、クラブスクイド、アンプイール、ワーパーなどの凶悪な敵が多く配置されている。
レア資源はそこそこ。特産品のブラッドオイルやディープシュルームはここで手に入る。
絶対住めない訳ではないが、今まで紹介したバイオームの中ではかなり危険な部類。
危険地帯に拠点を建造する場合の心得
危険地帯というのは、リヴァイアサンが大量に生息しているバイオームのこと。
それが【砂丘】【オーロラ号墜落地帯】【山岳地帯】【デッドゾーン(マップ外)】だ。
上記の画像を見ての通り、この3つのバイオームだけやたら配置されている。
(薄いドクロマークは下層にいるリヴァイアサン)
いくら拠点区画がリヴァイアサンの攻撃による被害を受けなくても、乗物がターゲットにされるのは目に見えている。サイクロプスはなおさら危険。
もしも拠点を建てるなら、画像を参考にして奴らがいないポイントで建造しよう。
デッドゾーンに関しては、乗物で侵入するか拠点を建てると、時間ごとに最大3匹までゴーストリヴァイアサンが周囲でスポーンする。
拠点は無傷でも、常に3匹のゴーストが外で待ち構えているのでスリルしかない。
やってみたい人はぜひ。
おしゃれな拠点と利便性のある拠点
おしゃれ要素
白状すると、私は美的感覚があまりないので、おしゃれな建築を語るのに少々気後れする。
なのでSNSなどで見つけたおしゃれ拠点を共有したい。
皆様本当に素晴らしい。
こう見ると、植物を多用することで拠点の外観が華やかになることがわかる。
種やサンプルを超大量に使うのであれば、デバッグコマンドを使って楽に調達する方法もある。
関連記事→最新版デバッグコマンドとスポーンID一覧
内装に関しても植木鉢やピクチャーフレーム、水槽などの装飾で飾ればおしゃれになる。
利便性を重視した拠点構築
インテリアでの装飾にこだわらないのであれば、ある程度の例を紹介できる。
このゲームで言う拠点の利便性は、他区画へのアクセス簡素化、収納と生産の一体化、外出帰宅の手間省き、これらにあると思っている。(独断と偏見)
あくまで一例なので、拠点建築は自由にやってみるのが正解。