ゲーム中で登場する3種類の大型敵性生物リヴァイアサンは、まさに海の死神と呼んでいい。
初見で出会ったらトラウマ必須級の怖さと凶悪さをプレイヤーに植え付ける。
そんなリヴァイアサンだが、出会ってしまった時に有効な立ち回りが存在する。
今回はそういった対処法と、限定的かつ非現実的な倒し方をご紹介。
この記事を読めば、リヴァイアサンに対する恐怖心が少し和らぐかもしれない。
リヴァイアサンの種類
リーパーリヴァイアサン
表層バイオームに最も多く存在するのがこのリーパーリヴァイアサン。(以下:リーパー)
耳をつんざくような大咆哮が特徴で、新規プレイヤーに惑星4546Bの恐ろしさを知らしめる。
素の噛み付き攻撃は、強化ダイビングスーツ未着用だと80%のダメージを受ける。
80%以下の状態で攻撃を受けると、即死ということで捕食される。強化ダイビングスーツを着ていればこの敷居は下がるが、そんな低HPでじゃれあう状況もそうそうない。
シーモスやプローンスーツに対しても掴み攻撃を仕掛け、20%~60%の損傷を与えてくる。
外殻強化モジュールである程度軽減できるが、何度も掴まれたらいずれは破壊される。
ゴーストリヴァイアサン
青色に発光する巨大生物を見たら、ゴーストリヴァイアサンで間違いない。(以下:ゴースト)
後述するが、ゲーム終盤に必ずゴーストと鉢合う厄介なポイントがある。
噛み付き攻撃は85%近くダメージを与えてくる。強化ダイビングスーツで軽減。
シーモスやプローンスーツに対する掴み攻撃はないものの、サイクロプスに対して突進して移動を困難にさせたり、最悪横転させられる。(私は未経験)
咆哮は大人しめだが、なんとなく不気味。
シードラゴンリヴァイアサン
サブノーティカ最大最強の敵性生物。攻撃手段が豊富で泳ぎも速い。
どうやらシードラゴンリヴァイアサン(以下:シードラゴン)のせいで、この惑星に例の感染症が誕生したとかしないとか。
同じく後述するが、ゲーム終盤に必ずシードラゴンと対峙する厄介なポイントがある。
まず、噛み付きは装備不問で完全に即死。強化ダイビングスーツは意味を成さない。
片腕で叩いたり、遠距離から火炎弾を吐いてくるなど、攻撃性もトップクラスの害悪ぶり。
もちろん、乗物に対しても手痛い妨害やダメージを与えてくる。咆哮もデカい。
リヴァイアサンの出現ポイント
ドクロマークはリヴァイアサンがいる位置を示している。
表層バイオーム
深海の海底洞窟を除いた場合、表層バイオームには計28体のリヴァイアサンが生息している。
白い丸で囲われているのはリーパー、青い丸で囲われているのがゴーストの出現位置。
(薄いドクロマークは下層のリヴァイアサン)
ロストリバー
ロストリバーは3カ所にゴーストが待ち構えている。
どのエントランスから侵入しても、経路上どうしても鉢合ってしまう。
ただし、ここの3体は全てゴーストの幼体で、成体と比べてサイズが若干小さい。
溶岩地帯・溶岩湖
溶岩地帯からはリーパーゴーストではなく、シードラゴンの縄張り。
ラストダンジョンに相応しい、嫌がらせな配置だ。
マップ外について
上記のマップの外はデッドゾーンと呼ばれ、PDAさんが音声で戻るように促してくる。
ここにはサイクロプスで侵入すると、30秒毎にゴーストがスポーンする。
最大3体まで出現するらしいが、試したことはない。
仮に撃破しても復活するので、本当に不毛な場所と言える。
リヴァイアサンの襲撃をやりすごす方法
前の項目で怖いイメージを抱くような紹介をしたが、実際わざとこちらから絡みに行くとそういった攻撃を受けてしまう、という話だ。
無傷では済まないこともあるが、殆どの場合は工夫と早急な離脱で対処できる。
最も確実なのは、そもそも出現ポイントに近付かないことではあるが。
全リヴァイアサン共通の習性と対処法
リヴァイアサンは基本的に、数回攻撃を加えた後に離脱する習性がある。
その数回の攻撃を凌ぐことで、プレイヤーに逃げるチャンスが生まれる仕組みだ。
そもそも、縄張り入ったプレイヤーをリヴァイアサンが感知しないこともあるので、その時はラッキー。ただし溶岩湖のシードラゴンはそうもいかない。
ステイシスライフルは効果抜群で、リヴァイアサン全種の動きをフルチャージで30秒拘束する。
クリーチャーデコイも感知まで多少のラグはあるものの、逃げるくらいの時間稼ぎをしてくれる。
グラブスフィアや水流魚雷は効果なし。
リーパーリヴァイアサンをやりすごす
リーパーの攻撃行動は、実は横に泳ぐだけで回避できる。
フィンなしの素泳ぎや、シーモスに搭乗していても可能だ。もちろん、シーモスの周囲防御システムで追い払うことも可能。
直進速度ではさすがにシーモスでも負けるので、この横回避がとても有効と言える。
逆に、こういった機敏な動きができないプローンスーツやサイクロプスに搭乗していた場合は、回避がほぼ不可能となる。
プローンスーツのグラップリング移動で早急に遠くへ逃げるか、サイクロプスならデコイ発射やシールド発生装置展開で切り抜けたい。
また、リパルションキャノンを使って攻撃を無理矢理食い止める方法もある。
これらの方法で対処できると考えると、リヴァイアサンの中でリーパーが最もいなしやすい。
ゴーストリヴァイアサンをやりすごす
リーパーに比べて動きが速く、首を縮めていきなり伸ばすという突進に似た挙動をしてくる。
なので素泳ぎではウルトラグライドフィン装備でも不可能。シーグライド以上の速度から攻撃を回避することができる。
他はリーパーの対処法と変わらず、シーモスの横回避と周囲防御、デコイ誘引、リパルションキャノン連打、全てが通用する。
シードラゴンリヴァイアサンをやりすごす
これと遭遇する深度だとシーモスは運用できないので、泳ぎorプローンスーツorサイクロプスのいずれかの状況で対応することになる。
遊泳速度はゴースト以上に速いので、シーグライド移動で回避などはかなり難しい。
リパルションキャノンも効果がなく、生身ならステイシスライフルを使う他ない。
プローンスーツで捕捉された場合、グラップリング移動で早めに離脱すること。
サイクロプスはデコイとバリアで切り抜けよう。
リヴァイアサンを倒す方法3選
進路上に待ち構えているリヴァイアサンはいるものの、多くの場合立ち回りをミスしなければ、ゲームオーバーになるような事態はそうそう起きない。
つまり倒す必要が全くないわけだが、プレイヤーの一部には
「リヴァイアサンに復讐してみたい……!」
という好戦的な人がいるかもしれない。
そんな物好きな方々に、リヴァイアサンの倒し方をご紹介。
巷ではリヴァイアサンを倒してもいずれリスポーンするという話があるが
実際のところは復活しない模様。復活するのはマップ外のゴーストだけらしい。
ナイフorサーモブレードで切りまくる
最も経済的で確実だが、時間がかかる方法。
ステイシスライフルでリヴァイアサンの動きを止めている間に、ナイフで切る。
これを数セット反復することで、リヴァイアサンを完全に倒せる。
リーパー<ゴースト<シードラゴンの順でHPが高くなる。
ナイフよりサーモブレードの方が高ダメージのようだが、シードラゴンに対してはサーモブレードが無効なので、ナイフを使おう。
ドリルアームで削りまくる
プローンスーツのグラップリングアームでリヴァイアサンの顔にずっと張り付き、ドリルアームで攻撃し続ける方法。
ナイフで切るのとどっちが簡単かというと、正直微妙なところでもある。
張り付き中もプローンスーツは損傷を受けるので、修理のために離脱が必要な場合も。それならいっそナイフのほうがいいという人もいるかもしれない。
外殻強化モジュールを装備すればより長い時間張り付けるし、ジャンプジェットアップグレードもあればより攻撃が安定する。
ガスポッドで毒殺する
手間はかかるが、最も簡単かつ早期決着が見込める方法。
浅瀬珊瑚礁などにいるガスポッドが落とすガスポッド(同名なのでややこしい)を30個ほど集めて、ステイシスライフルで動きを止めたリヴァイアサンの口元にインベントリから落として破裂させる。
HPが一番高いシードラゴンで30個なので、リーパーゴーストでも30個あれば足りる計算。
一見単純そうだが、まずガスポッドを集めるのに時間を要する。
それと、大量のガスポッドがインベントリを埋めるので、戦う際はインベントリの装備を圧縮する必要がある。
予備の大ボンベ、シーグライド、ステイシスライフル、ガスポッド30個で、空きが2マスのみ。
場合によっては予備ボンベはいらないかもしれない。
以下は30個のガスポッドで実際にシードラゴンを葬った動画。
注意点として、拘束中のリヴァイアサン真正面の口に接しないように。(攻撃を受ける可能性)
ガスポッドをインベントリから右クリックで放出する際、もたもたしているとガスポッド破裂の毒に巻き込まれてプレイヤー自身が毒殺される危険性もあるので、いそいそと行うこと。
インベントリの一番左上のガスポッドにマウスを固定して右クリックを連打するのがおすすめ。