
サイクロプスは深海探索で非常に役立つ移動式拠点の潜水艦だ。
ゲームクリアにも必要なので、作れるなら早めに作っておきたい乗物でもある。
しかしながら
「エンジンの残骸が見つからないんだけど……」
「エナメルガラスの材料ってどこにあるの……」
という、こういった建造過程での悩みを持つ人は多いはず。
今回は、建造に必要な設計図から素材入手、運用やアップグレードモジュール詳細までしっかり解説するので
この記事を読めば、サイクロプスで困ることはもうなくなるだろう。
はじめに:サイクロプスはいつから作れる?
作ろうと思えば序盤から可能
序盤というのは大体、オーロラ号探索までを指す。
シーモスや大容量酸素ボンベ、リブリーザーなどの深々度潜水に対応した装備が整えば、ある程度危険が伴うものの不可能ではない。
基本的には中盤以降で作る
やはりオーロラ号探索後に設計図を集めて建造するのが定番だ。
理由は、シーモスの深度モジュールを改造してより深い海域に潜れるようになるため。
放射能汚染による一部バイオームのスリップダメージもなくなるので、安心してリブリーザーを装備できる。
そうした万全な状態でサイクロプスの建造に着手するのが好ましい。
終盤に建造しても遅くはない
設計図、材料が揃わず後回しになった、あるいは必要性を感じず後回しにした場合でも特に致命的なことにはならないので安心して欲しい。
サイクロプスは周辺海域より、終盤のロストリバー探索で運用するのに向いている。
それまでの表層バイオーム探索なら、500mまで潜れるシーモスだけで全く問題ないので建造が遅くなったとしても取り返しが付かない事態にはならない。
極論、建造だけして乗らない選択肢もある。私がよくやつ手だ。
サイクロプスの作り方
設計図が必要
サイクロプスのレシピをアンロックさせるには、以下3点の部品の設計図を完成させる必要がある。
![]() 外殻の設計図 | ![]() 艦橋の設計図 | ![]() エンジンの設計図 |
外殻、艦橋、エンジン、それぞれ3個ずつ残骸をスキャンして設計図を入手しよう。
外殻と艦橋の残骸をスキャンできるポイント
外殻と艦橋の残骸はとあるバイオーム内で共に配置されるので統合。
配置はランダムなので揃わない可能性もあるが、他の探索ポイントと比べて落ちている残骸の総数も多く、変にあっちこっちの沈没船を巡るより効率がいい。
仮に両設計図のどちらかが完成しなくても、足りない分を他で見つければ事足りる。
キノコの森(北西側)

上記画像の赤丸の沈没船⑨と、水色にハイライトされた海域内の海底で発見できる。
キノコの森で残骸探しをするなら真っ先に北西側から着手しよう。
そこまで深くもなく敵もいないので、残骸のスキャンで最もおすすめできる場所だ。最深部でも250mほどなので、シーモスの深度モジュールがなくても中継素潜りで酸素補給しながら探索すれば、残骸集めをできないこともない。
余談だが、外殻、艦橋の他にムーンプールや改造ステーションの残骸も落ちている。
探索のコツ
キノコの森で残骸を探す際は、隣接バイオームの境界付近の内側をなぞるように海底を移動するといい。そうするとけっこう残骸が見つかる。
内縁を1周して揃わなければ、さらに内部に寄って再度周回してみよう。2周くらいしたらあとは適当に中央部を探して終了でいい。
それでも両設計図完成しなければ沈没船⑨の出番。
沈没船⑨の探索

入口は真横の通路か、底部角の亀裂から侵入。真上の破損部はダミー。


体感ではあるが、運が悪くなければ外殻・艦橋ともにこの北西側のキノコの森で完成する。
そこそこ広く、また沈没船もあるので、1つのバイオームで残骸スキャンを終わらせる意味でもここからの探索を推奨する理由がこれ。
もしここで設計図が完成しなかった場合は、残り2つの探索ポイントから選ぼう。
キノコの森(北東側)
探索方法は北西側と同様に、内縁側の海底を探していく。
なお、オーロラ号のドライブコアを修復済みであれば問題ないが、北東側のキノコの森は放射能汚染されている区域があり、放射能防護スーツがないとダメージを受けるので注意。
シートレーダーの通り道

上記画像の赤丸にある沈没船⑦でも両残骸を発見できる。
残骸目的ならキノコの森で十分だが、ここにはシールド発生装置などのサイクロプス関連モジュールの設計図が確定で置いてあるので、けっこう有益な場所。
レーザーカッターが必要なので携帯しておこう。深度は160mほど。

入口は2つあるが、共通の最深部がないので両方から入って探索する必要がある。


エンジンの残骸をスキャンできるポイント
これも配置はランダムなので揃うことを祈ろう。
山岳地帯の島

上記画像の赤枠で囲まれた島の周囲海底にエンジンの残骸が落ちている。島東の✕マークはリヴァイアサンの縄張りなので近付かない方がいい。
西側は海面近くの斜面に配置されており、ほぼ海面の浜辺に転がっていることも。

運が良ければこの島だけで残骸を3つスキャンできる可能性もある。東側を避けて西と北をぐるりと周るように探索すれば、いくつかスキャンできるはずだ。
山岳地帯の沈没船

リヴァイアサンがやたら多いので怖ければ次の沈没船を探すのがおすすめ。
上記画像赤丸の沈没船⑤⑲で残骸を発見できる。緑色の矢印の安全ルートを辿ればリヴァイアサンと遭遇する確率がぐっと低下するが、油断はできない。
また、島の北から西に向かうのも沈没船⑤への安全ルート。
沈没船⑤は規模が大きく船外にもエンジンの残骸が落ちているため、島周辺の探索を含めてエンジンの設計図が完成する確率が高くなる。
よって沈没船⑲まで行くことは少ない。
いずれの沈没船もレーザーカッターを忘れずに。せっかく訪れるのなら内部までしっかり探索しよう。
海中列島

上記画像の赤丸の沈没船④内外でエンジンの残骸を発見できる。
山岳地帯の沈没船に抵抗がある場合でも、沈没船④はかなりおすすめできる探索ポイントだ。「こんなにいらないんだが……」と思うくらい大量に落ちている時もある。
深度は180mほどだが、周囲を泳ぐボーンシャークが鬱陶しい。
自身への危険というより、近くに停めたシーモスへのダメージが懸念されるので、少し離れた場所に停めよう。
岩石荒原

上記画像の水色でハイライトされたバイオームの海底で残骸を発見できる。
残骸の数はそこまで多くないが、逆に恐ろしい敵もいない。山岳地帯になんか一切近付きたくない人への代替案的ポジション。
オーロラ号貨物室
オーロラ号の上部にある広い倉庫の隅にも落ちていることがある。体感、ない時の方が多くこの貨物室で3つ揃うことはまずない……はず。
でも1つか2つ置いてる時があるのでそうなればラッキー。以後のエンジン探しの足しになるのはデカい。

番外編:艦橋とエンジンの残骸がスキャンできる場所
オーロラ号後方

多くのプレイヤーにリヴァイアサンの恐怖を増え付けたオーロラ号後方。✕マークは全てリヴァイアサンだ。
ここにはエンジンの残骸の他、実は艦橋の残骸も配置されている。
見ての通り、探索する場合は奴らの縄張りのド真ん中に踏み込まなければならない。
スキャンは他所で足りるのでわざわざ危険を冒して訪れるような場所ではないが、スリルを求める人向けに記載しておく。
サイクロプス建造時の注意点
大変な残骸集めが終わってサイクロプスのレシピがアンロックされたら、クラフト前にちょっとだけ知っておきたい豆知識をご紹介。
サイクロプスは他の乗物と同じく、海面に浮かべた携帯型乗物建造ベイから作る。
ここで注意点が2つあるので要確認。
建造時は大体40m以上の水深がある場所でないと建造できない
携帯型乗物建造ベイが浅い場所にあると作れないので、ベイを回収して建造ポイントを深い場所に変更しよう。
建造完了時にサイクロプスの真下にいると落下ダメージでほぼ即死する
とにかくすごいダメージなので、もしかしたらこれでリヴァイアサンを倒せるのでは?と実験したがさすがに無理だった。
そういうわけで完成時に真下にいるのは危険なので遠くから見守ろう。
エナメルガラスの作り方
必要な素材のストーカーのキバは、海藻の森にいるストーカー
が金属くずを噛んだ時に、一定の確率でドロップする。
プレイヤーより金属くずを優先して噛み付くクセがあるので、この習性を利用しよう。
詳しくは以下の記事で解説しているので参考にどうぞ。
サイクロプスの基本仕様
そもそもサイクロプスとは?
大量の荷物や乗物を載せられる、パワーセル6本駆動の移動式潜水拠点。初期では500mまで潜れる。
自由区画ではビルダーで装置や機器の設置が可能。あとかっこいい。
短所もある
移動スピードが遅く、巨体が故に小回りが利かないので狭い空間の移動が苦手。
攻撃兵装などは一切なく、限られた防衛手段で巨大生物の攻撃をやり過ごすしかない。
攻撃を受けすぎると損傷を起し、規模によっては内部で火災が発生して鎮火する必要があるのも難点。
と言ったデメリットもそこそこあるものの、とてつもないロマンに溢れている乗物だ。作って損することなど1つもない。
適切な運用方法を心がけることで、きっと探索の役に立つ。
パワーセル充電器の出番
パワーセル駆動のサイクロプスはムーンプールで充電ができない。
なので電力が減ってきたらパワーセル充電器で充電しよう。
ダメージを受けた時の修理方法
後述する。
各区画の説明
サイクロプスの内部設備や構造をご紹介。
操縦室の詳細

サイクロプスを操縦する場合、
まずは操縦席にアクセス。

エンジンをクリックで始動。

エンジン始動後、航行モードを選択できる。
モードで速度、ノイズ、消費電力が変動。
ノイズは敵に感知されるリスクを高める。
(低速でも普通に気付かれる)

サイクロプスの運転操作は、素潜りやシーモスと同じ要領で大丈夫だ。
なお、速度は高速航行で運転したとしてもウルトラグライドフィンの巣泳ぎと同程度。
操縦席右側のインターフェイス。
上段はカメラで、3方向を切り替えられる。
中段は無音航行で、ノイズを抑える。
下段はデコイ発射パネル。

クリーチャーデコイ発射は、数少ない防衛手段の中でも堅実な有効性をもっている。
右側インターフェイスはサイクロプスアップグレードモジュール(後述)を搭載することで、サイクロプス・シールド発生装置とサイクロプス・ソナーモジュールの起動パネルが追加される。
メインと船内の照明パネルがある。
左側のディスプレイはサイクロプスの
表示名や船体の配色を変更可能。

船体の状態や耐久値を表示するディスプレイ。
損傷部や火災箇所を教えてくれる。
消火器も複数準拠。

ダメージを受けたら?
外敵や深度超過で受けたちょっとしたダメージはなんと自動で回復する。しかし耐久値が1/10減るごとに各部でランダムに破損部が発生し、損傷が進むと火災も起こる。
こうなると修理や鎮火しないと耐久値は回復しない。
損傷時はこのパネルで場所を確認し、船の外に出て破損部をリペアツールで修復しよう。火災は備え付けの消火器で鎮火する。
耐久値が0になると大爆発を起こしサイクロプスは完全ロスト。爆発でプレイヤーも死亡するので、どうしようもない時は船を放棄して脱出するしかない。
サイクロプス・消火システムの起動パネルは火災時にここへ表示される。
乗物ドッキングベイの詳細

サイクロプスではなんと、シーモスかプローンスーツのどちらか1基を持ち運べる。
船底からこのドッキングベイに格納され、奥の端末からはストレージ操作などが可能。
デコイ装填部

ファブリケーターで作ったクリーチャーデコイをここで装填できる。
発射は操縦席から行い、デコイはサイクロプス真上に射出される。
アップグレードコンソール

エンジンルームの左翼側にある。
6本あるパワーセルの内3本の交換着脱はここ。
サイクロプス用のモジュールはこのコンソールから取り付ける。
アップグレード製造機

エンジンルーム右翼側にある。サイクロプスのモジュールを作る専用ファブリケーター。
深度モジュール以外はもれなく設計図が必要なので注意。(後述)
6本あるパワーセルの内残り3本の交換着脱もここ。
ロッカールームの詳細

サイクロプス下部にある。
18マス×5のストレージが非常に探索欲求を刺激してくれる。
ビルダーで機器や設備を取り付けられる
サイクロプス内の壁や床には、ファブリケーターやバッテリー充電器などを設置できるので便利。
操縦室とドッキングベイ間にあるスペースは特に広く、屋内用プランターもポンと置ける。
バイオリアクターや原子炉などは建てられず、残念ながら電力供給手段はパワーセルのみ。
サイクロプスの各モジュールと設計図
船内のアップグレード製造機で作ったモジュールを、向かい側にあるコンソール端末を通して装着することにより、サイクロプスの性能が向上する。
付けられるは6個まで。
なお、全てのモジュールはデータボックス産の設計図が必要なので、各地の沈没船から手に入れよう。
残骸と同じく、データボックスもランダム配置(中身も抽選)になる。
説明が長い項目は折り畳んだので、適宜展開して閲覧してほしい。
サイクロプス深度モジュールMK1
![]() サイクロプス 深度モジュールMK1 要設計図 | プラスチールインゴット×1 ルビー×3 クラフト:サイクロプス内ファブリケーター 深度上限:500m→900m |
![]() サイクロプス 深度モジュールMK2 要設計図 | サイクロプス深度モジュールMK1×1 プラスチールインゴット×1 ニッケル鉱石×3 クラフト:改造ステーション 深度上限:900m→1300m |
![]() サイクロプス 深度モジュールMK3 要設計図 | サイクロプス深度モジュールMK2×1 プラスチールインゴット×1 藍晶石×3 クラフト:改造ステーション 深度上限:1300m→1700m |
MK1装備で500m→900mまで潜れるようになる。
以降は改造ステーションでアップグレード可能になり、最大で1700mまで潜行が可能に。
設計図の詳しい入手方法は以下の記事で解説。
サイクロプスエンジン効率化モジュール
![]() サイクロプス エンジン効率化モジュール 要設計図 | コンピューターチップ×1 ベンゼン×1 ポリアニリン×1 クラフト:サイクロプス内ファブリケーター |
移動時の電力消費を1/3に減らせる。複数装備での効果重複は不可能。
他のモジュールや装置、乗物の充電修理による消費電力には適用されない。
データボックス産の設計図は存在せず、オーロラ号の現物を入手すればレシピが解放される。

上で述べた通り効果は重複しないので、手に入れた現物だけで十分だろう。
(複数のサイクロプスを建造したいなら話は別)
サイクロプス・シールド発生装置
電力を大量に消費し、船体周囲に無敵バリアを張る。
制限時間はなく電池切れまで継続するので、シールドの切れ忘れに注意したい。
ゲームクリアに必要なのでとても重要。
設計図の詳しい入手方法は以下の記事で解説。
サイクロプス・ソナーモジュール
半径50mほどの範囲の地形、生物を分かりやすく視認できるようにする。
沈没船もくっきりと映るので便利だが、別モジュールと枠を奪い合って採用されないことも。
設計図の詳しい入手方法は以下の記事で解説。
サイクロプス・ドッキングベイ修理モジュール
ドッキングベイに格納された乗物を自動で修理してくれる。
自分で修理しても大した労力ではないので、6枠を争う上で外されがち。
設計図の詳しい入手方法は以下の記事で解説。
サイクロプス消火システム
船内で火災が発生した時、操縦室右側のパネルから起動して自動鎮火してくれる。
火災がなくてもパネルクリックで起動するので注意。
素材の硫黄はロストリバー産なので、入手は終盤以降となる。
設計図の詳しい入手方法は以下の記事で解説。
サイクロプスデコイ装填管アップデート
クリーチャーデコイの装填上限を1発から5発に増やす。
1発ごとの装填の手間が大きく省けるのはとてもいいこと。
設計図の詳しい入手方法は以下の記事で解説。
サイクロプス熱発電モジュール
周囲の水温(30℃~60℃まで)の熱をパワーセルの電力に変換し、サイクロプスを充電する。
ほとんどのバイオームは水温30℃以下だが、小さな火山や間欠泉などの熱源付近や溶岩地帯ではこの条件を満たすので充電が可能。
素材の藍晶石はロストリバーより深い溶岩地帯産なので、入手は終盤以降となる。
設計図の詳しい入手方法は以下の記事で解説。