
本記事は「サブノーティカ始めたけど何すればいいの?」という人向けの初心者ガイド。
これを読めばサブノーティカでの基本的なサバイバル技術が身に付くので、
ぜひゲーム攻略にお役立てください。
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ゲームの目的
生きて惑星を脱出すること。
サバイバル生活をしながら惑星の未知の海域を探索し、装備作りや拠点を建築してさらに深い海へ潜れるようにする。
これを繰り返して最終的には脱出するための手段を探すのが、このゲームの目的とシステムデザイン。
序盤は脱出どうこうではなく、いかに危険を避けて生活水準を安定させるかの段階になるので、まずは気楽に綺麗な海の景観を楽しみながら、時にヒヤっとする体験をしながら、サバイバル生活に慣れて楽しもう。
生存するための基本知識
パラメーターについて
全部で4つのパラメーターが存在する。
![]() | 赤いハートマーク:HP 黄色いリンゴマーク:空腹 青い水マーク:水分 O2:酸素(秒) |
【HP】
敵性生物の攻撃や放射線、高温に晒されると減少し、0になると死亡。空腹水分が1になると10秒毎にダメージを受ける。
応急処置キット(50回復)を使うか、時間経過で回復。
【空腹】
時間経過で減少し、1になると10秒毎にHPへ10ダメージ。食料アイテムの使用で回復。椅子に座ると空腹の減少を抑制可能。
【水分】
時間経過で減少し、1になると10秒毎にHPへ14ダメージ。基本的に飲料水アイテム使用で回復するが、一部の食料からでも若干の水分を補給できる。
逆に、食べる事で若干の水分を消耗する食料もある。
【酸素】
装備なしの場合は45秒。潜水することで減少し、0になると画面が暗くなり5秒後に死亡。海面に浮上するか、稼働している拠点に入ることで酸素が補給される。
また、ブレインコーラルの泡に触れると酸素を10回復することできる。この泡は5秒間隔で3個出るので酸素全補給が可能なお役立ちサンゴ。

このブレインコーラルは全ての海域に多く生息している訳ではないが、スポーン地点の浅瀬珊瑚礁には至る所に配置されているので、積極的に活用しよう。
少し深めのバイオームにもわずかに存在している。見かけた時はラッキー。
あまり汎用性はないが、ブラダフィッシュ(ピンクの魚)を生食しても酸素が15回復する。
HPか酸素が0になると死亡する。
正確には、酸素が量が0になってから5秒経過。この間に呼吸ができれば生還できる。
死亡時のペナルティ
何度か死亡を試してみたが、ロストする素材の法則性は不明。
ただなくなる時はほとんどなくなるので、やはり注意した方がいい。
逆を言えば、インベントリに素材がなければ死亡は即時帰宅として使える。無敵の人みたいで私はやりたくはないが、手段としてはアリだ。
ちなみに、ハードコアモードの場合は死亡した時点でそのデータが消去される。
食料アイテムの入手方法
大きく分けて【魚】【栄養ブロック】【植物やサンゴ】【野菜や果物】の4種に分類される。
魚
ゲーム序中盤のポピュラーな食事代表と言える。生食可能だが、ファブリケータ―やサーモブレード(中盤以降の装備)で焼魚にした方が栄養価は高い。
特にピーパーという大きな目の魚が、魚類の中で最も空腹値を回復できる。釣り具はないので泳ぎで頑張って捕まえよう。栄養価が特段高いだけで、別にピーパーに固執する必要はなく食べられる魚ならなんでもいい。
関連記事→魚の調理方法と捕まえ方まとめ
栄養ブロック
初期脱出ポッドに2つ入っている最強の食べ物。沈没船付近にある補給ボックスやオーロラ号内で拾え、空腹値を75も回復できる。
クラフト不可なので限りあるアイテムなのだが、正直もったいないからと温存すると使う機会をなくす。別に序盤から使っても全く問題ない。
関連記事→栄養ブロックとその他の食べ物
植物やサンゴ
例えば序盤ならクリープバインのサンプルが挙げられる。そのまま食べられるが栄養価は低く、非常食のような役割。
他であればバルブブッシュのサンプルやゲルサックも食べられるが、序盤で入手は難しくメイン食材になるほど栄養価は高くない。
野菜や果物
こちらも序盤での栽培は難しいが無理ではない。中でもマーブルメロンの栄養価は別格で、栽培を始めれば魚はほとんど食べなくなる。
他の野菜や果物で言えば、ブルボツリー、チャイニーズポテト、ランタンツリーの3品種も食用で栽培可能だ。
初心者向けの記事ではあるが、せっかくなので栽培方法を以下の折りたたみでご用意。
手間がかかるし楽ではないものの、興味があればご覧ください。
飲料水アイテムの入手方法
飲料水は【ろ過した水】と【消毒した水】が、序盤の水分補給メイン手段となる。
ろ過した水
ファブリケーターでブラダフィッシュから作ることができ、水分を+20回復する。
消毒した水
塩とコーラルチューブのサンプルから作る漂白剤を使用。漂白剤1個で消毒水が2本生成できるので、ろ過水よりこちらがおすすめだ。水分+30回復。
塩は様々なバイオームに落ちており、コーラルチューブは初期脱出ポッドのバイオームにちょくちょく生えている。
中盤以降になると水ろ過機を設置して更に上位のろ過装置を使用した水を作れるようになる。水分+50回復。
序盤でも作れないことはないが、難易度が高く労力に見合わないので、消毒した水で十分だろう。
他の飲料水としては、自販機のコーヒーと水ろ過スーツから作られた再生水がある。気になれば、中盤以降お試しに飲んでみるといい。
敵性生物について
未知の惑星の海と聞いたら、巨大で恐ろしい生物がいてもおかしくないと思うだろう。
まさにその通りで、出会ったらトラウマ級の巨大敵性生物がこのゲームには存在する。
その名もリーパーリヴァイアサンとゴーストリヴァイアサン。特に前者は序盤でも居場所が悪ければ鉢合わせする可能性が多いにあるので、自分が今いるバイオームには常に気を配りたい。
対策としては、奴らのテリトリーに踏み込まないようにするのが何よりも最善手。つまり、自身がいるバイオームに奴らがいないか把握して、なおかつ出現ポイントを覚えておけることが、安全な海洋サバイバル生活を謳歌できる秘訣。
リヴァイアサンの他にも小なり中なり敵性生物はいるが、自分より大きな生物は何かしら害があると思って対応したほうが堅実。
敵に対する有効な攻撃手段が限られているので、関わらない近寄らないが正解。
関連記事→敵性生物の解説
リーパーリヴァイアサンの特性
縄張りに入ると雄叫びをあげて突進してくる。プレイヤーのHPが7割以下なら即死技もある。
数度攻撃を仕掛けた後、ターゲットが解除されるのでその内に離脱しよう。
その突進攻撃だが、実は真横に移動するだけで避けられる。巣泳ぎでも可能だ。
こんな狂暴なのにすんなりと許してくれるが、やはり叫び声が怖い。
他の種類のリヴァイアサンも存在するが、序盤で会う可能性があるのはリーパーのみ。
その他の危険要素
水圧問題
水深が100mを超えると、水圧によって酸素の消費が早くなる。
体感ではあるが100m~199mなら1.5倍、200m以降は2倍の速さで酸素が減る。
この過剰浪費を防ぐにはリブリーザーを装備する必要がある。
放射能問題
ゲーム開始直後からオーロラ号に近付くと、漏れ出した放射能によって継続ダメージを受ける。
オーロラ号は数日後に〇〇を起こし周辺の海域にも汚染が徐々に拡大するが、放射線防護スーツのレシピが自動で追加されるので、それを作って装備すれば問題はない。
が、そのままだとリブリーザーをいつまでも装備できず、深海探索に行けないことにはゲームが進まないので、オーロラ号の探索とドライブコア損傷(放射能漏れの原因)を修復するのが序盤における当面の目標。
作るべき装備と素材集め その1
ゲーム開始からしばらくの間は、生存を優先しながら必須ツールを作成するために、周囲のバイオームを探索することとなる。
装備とツールを揃えよう
作っておきたいアイテムを【装備品】【ツール】ごとにリストアップした。
【装備品】
【ツール】
![]() スキャナー | チタニウム×1 バッテリー×1 クラフト:ファブリケーター |
![]() サバイバルナイフ | チタニウム×1 シリコンゴム×1 クラフト:ファブリケーター |
![]() リペアツール | チタニウム×1 ケイブサルファー×1 シリコンゴム×1 クラフト:ファブリケーター |
開幕はこれらのクラフトを目指して周囲の海底から素材を集めよう。
レシピはすでに持っているので、PDAやファブリケーターから必要素材を調べて探すといい。
これら装備5点の必要素材は初期脱出ポッド周辺で必ず調達できる。
作ったアイテムの説明
標準酸素ボンベ
装備すれば酸素が45秒から75秒に増加(+30)する。
75秒とは言えまだ安心できる酸素量ではない。インベントリを狭めてしまうが、可能なら予備の酸素ボンベを携行するのがおすすめだ。溺死の可能性をグッと下げられる。
予備ボンベを作った場合、必ず装備中のボンベと交換しておこう。ボンベは装備することで初めて酸素が注入される。予備ボンベに交換時、酸素が入ってなくて溺死…なんてことは避けたい。
後に大容量酸素ボンベへアップグレードでき、それよりさらに上位のボンベも存在する。
フィン
泳ぐ速度が向上する。速く動ければそれだけ探索が捗り、溺死率も下がる。
サバイバルナイフ
主に素材を切ってサンプルを得たり、果物から種を回収したり、小型の敵性生物の攻撃に使用される。
改造してサーモブレードにすれば海中で切りつけた食用魚が調理済みになって入手できるが、それはまだ先の話。
スキャナー
初手で作るべきツール。
現物もしくはフラグメント(部品や残骸)、惑星の生物、異星人由来の設備やオブジェクトをスキャン、及び解析して、設計図や情報に変えられる。
画面右下にスキャナーのアイコンが表示されたら、視界にスキャン可能な物がある合図だ。
スキャンゲーと言っても過言ではないため、とても重要なアイテムの一つ。
リペアツール
設備や乗物の故障や損傷を修復できるツール。
完成後は手始めに脱出ポッド内の故障個所を修理しよう。(下記画像の赤枠箇所)

修理後に脱出ポッドのシステムが復旧し、通信機にはこれからゲーム進捗に応じて重要な救難信号が入るようになる。
作るべきアイテムと素材集め その2
上の項目で装備ツール5種を完成させたら、ゲームは次のステップに進む。
当面の目標は、オーロラ号探索に必要な装備、ツールを用意することだ。そのために、ゲーム開始地点からもう少しだけ離れたグラッシー台地というバイオームにも足を伸ばして探索してみよう。
その過程で、復旧した通信機に入る救難信号の場所へ向かって調査もおすすめ。新たなアイテムの設計図も手に入る可能性がある。
現時点では行けなそうな水深にあるシグナルもキャッチするので、無理そうなものは後回しにしてもいい。
新しい装備とツールを揃えよう
【装備品】
![]() 大容量酸素ボンベ | 標準酸素ボンベ×1 チタニウム×4 銀鉱石×1 ガラス×2 クラフト:ファブリケーター |
![]() コンパス 要設計図 | 銅線×1 配線キット×1 クラフト:ファブリケーター |
![]() 放射線防護スーツ 要設計図 | 鉛×2 ファイバーメッシュ×2 クラフト:ファブリケーター |
【ツール】
![]() シーグライド 要設計図 | チタニウム×1 バッテリー×1 銅線×1 潤滑油×1 クラフト:ファブリケーター |
![]() ビルダー | コンピューターチップ×1 配線キット×1 バッテリー×1 クラフト:ファブリケーター |
![]() レーザーカッター 要設計図 | チタニウム×1 ケイブサルファー×1 ダイヤモンド×2 バッテリー×1 クラフト:ファブリケーター |
![]() プロパルションキャノン 要設計図 | チタニウム×1 バッテリー×1 配線キット×1 クラフト:ファブリケーター |
これら7種類のアイテムを作れば、オーロラ号探索の準備が整う。
作ったアイテムの説明
大容量酸素ボンベ
装備すれば、酸素が45秒から135秒に増加(+90)する。
これの予備を持っていれば、計225秒の間海中に潜ることができ、かなり余裕が出る。
コンパス(方位磁針)
東西南北を画面上に表示する。
地図が存在しないこのゲームにおいて、方角の把握は重要だろう。
放射線防護スーツ
オーロラ号の〇〇イベント後に設計図が追加される。
待っていれば自動的に入手するので特にどこかを探す必要はない。
シーグライド
いわゆる水中スクーターで、巣泳ぎよりも飛躍的に移動速度が向上する。
右クリックで照明のON/OFFが可能。バッテリーを節約したいなら消灯。Fキーで周囲の地形をホログラムで表示するが、邪魔なら消してもいい。
ビルダー
基地建造に使用するツールだ。目的は素材を保管するストレージの設置のため。
この段階に来ると、脱出ポッドのストレージや水中に浮かべる簡易ロッカーだけではアイテムの管理が大変になってくる。
グラッシー台地などの沈没船をしっかり探索すれば、バッテリー充電器の設計図が完成することも。
脱出ポッドには設置できないので、早期にビルダーで拠点を建造するのを強く推奨する。
後々ビルダーがなければゲームが進行しないことになるので、早めに作っておこう。
「作れるの通路ばっかりだけど広い部屋はないの?」
という人向けに以下の記事をおすすめ。難易度若干高め。
レーザーカッター
塞がれたドアを突破するためのツール。
沈没船やオーロラ号の探索で役に立つ、というか必須レベル。
ダイヤモンドの入手がやや鬼門。この素材は海藻の森やグラッシー台地ではどうしても手に入らず、海中列島や山岳地帯などの遠洋に出なければならない。
プロパルションキャノン
物理判定のある物を吸って飛ばして移動させる。
つまりは、道を塞ぐコンテナや机を移動して通れるようにするためのもの。
オーロラ号探索後は滅多に使わなくなるので倉庫行きがほぼ確定するが、ちょっとした武器としても使えなくはない。
可能なら作ると便利なアイテム
目的であるオーロラ号の探索に必要というわけではないが、あれば便利なアイテムをご紹介。
バッテリー充電器
探索を続けていると、いずれはシーグライドやツールの充電が必要になってくる。
新しい電池を作って交換してもいいが、レーザーカッターを所持している時点でバッテリー充電器の設計図入手確率はグッと上がる。
シーモスは序盤で作れる
※強制ではない
シーモスとは小型の潜水艇で、酸素を気にせず潜水できる使い勝手の良い乗物だ。
各方面のグラッシー台地を潜っていればシーモスの残骸を見つけられる。3回スキャンすれば設計図完成となるが、携帯型乗物建造ベイがないと作れない。ベイは海藻の森に残骸が落ちているので、見かけたらスキャンしておこう。
![]() 携帯型乗物建造ベイ 要設計図 | 潤滑油×1 チタニウムインゴット×1 パワーセル×1 クラフト:ファブリケーター |
初期のシーモスは199mまでの水圧に耐えられる。移動も速く、もし早期での運用が可能になったらゲームバランスが崩壊するレベルの探索進捗を期待できるだろう。
例えば、ルビーを入手したり、中盤攻略する洞窟を無理矢理探索したり、オーロラ号探索前にムーンプールを作ったり、サイクロプスの設計図が完成してしまったり…
ゲームの進行順序がカオス化するのでおすすめ過剰な運用は自身のモチベと要相談。
バイオリアクター
※強制ではない
ソーラーパネルの上位にあたる発電装置で、有機物を分解し電力を供給する。
拠点に2基あればゲームクリアまで電力に困ることはない。それくらい優秀。
有機物は魚、植物、サンゴ、それらのサンプルなど、生っぽいものは何でも投入可能。最もお手軽なのはアシッドマッシュルーム。お手軽すぎて他が候補に挙がらないほどだ。
バイオリアクターの残骸は、主にグラッシー台地の海底に転がっている。
ただし多目的ルームと大部屋にしか設置できないので、本当なら中盤からの運用開始が一般的なタイミングとなる。
ではなぜ序盤のガイドなのにこんな装置を紹介したのかというと、別に序盤からでもやろうと思えば運用できるから。
当記事ではすでに何度か多目的ルームと大部屋をゲーム開始初期から建造できるようにするガイドを掲載している。楽な方法ではないが、やってしまえば序盤から快適かつ高水準なサバイバル生活を送れるようになるので、もしもやってみたいorもうやったという人がいれば、バイオリアクターの設置は価値のある選択となるはずだ。
必要なものは、大体グラッシー台地で手に入る
次にやるべきこと
説明簡略化のためかなり駆け足で解説したが、実際ここまでの準備をするのに数時間かかる。
初心者は素材集めや探索、場所の把握などで大分苦労すると思うが、時間制限はないのでゆっくりと楽しみながらプレイしてほしい。
詳しく触れていなかったが、ゲーム攻略に必要不可欠な情報を得るために救難信号の調査も並行して進めよう。
オーロラ号の探索(ドライブコアの修復含む)が当面の目標だが、実はそれまでの間にサンビーム号のイベントが定期的に展開されるので、そちらにも注目してゲームの雰囲気を楽しんでいこう。
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