「オーロラ号の探索が終わったら何をすればいいの?」
という人向けに送る、サブノーティカ中盤以降の攻略記事。
やることの多さで言えば、中盤からが最も忙しい=楽しいとされる。
今回は後編ということで【拠点と乗物のアップグレード】に絞り解説します。
以下は前編と中編の記事。
浮島・ジェリーシュルーム洞窟・デガシの居住地(500m)を調査しよう【中盤攻略ガイド前編】
全ては【ロストリバー】探索に向けた準備
まず、この記事が示す中盤とは、オーロラ号探索後の段階だ。
オーロラ号の探索が終わっていなければ、以下の記事を参考にどうぞ。
拠点や乗物をアップグレードする理由は【より深い海域を探索する】ため。
終盤のロストリバーは水深700m~1600m以上の海底洞窟なので、前編中編で集めた設計図をもとにアイテムを作成し、更なるディープダイビングの探索に備えよう、という話。
前回の中編では、これらの探索に必須なアイテムの設計図収集を解説した。
今回の後編で、実際に作って配置し、運用してみよう。
作るべきアイテム一覧
それぞれ作成する媒体(ビルダーやファブリケーターなどの装置)が異なっている。
作るべきアイテム(青文字)と、何をどの装置で作るのかのリストは以下。
・ムーンプール(ビルダーで設置)
・乗物改造端末(ビルダーで設置)
・プローンスーツドリルアーム
・プローンスーツグラップリングアーム
・その他シーモス&プローンスーツ用モジュール
・改造ステーション(ビルダーで設置)
・ナイフや酸素ボンベのアップグレード
・各種乗物の深度モジュールMk2以上のアップグレード
・サイクロプス(携帯型乗物建造ベイで作成)
・サイクロプス・シールド発生装置
・その他サイクロプス専用モジュール
・強化ダイビングスーツ(ファブリケーターで作成)
ムーンプールと乗物改造端末を設置しよう
2つの設備をビルダーで建造するが、乗物改造端末はムーンプールにしか設置できない。
なので、先にムーンプールを拠点の好きな場所に建てよう。
ムーンプールの解説
関連記事→これでもう悩まない。ムーンプールの設計図を確実に完成させる詳細マニュアル
シーモスとプローンスーツを格納し、自動で充電する施設だ。充電中は拠点の電力を消費する。
真下からプールに上昇すると、ある程度のところでキャッチしてくれる。
広さはあるものの、ほぼプールが占有しているので、大きめの装置は設置できないが、壁に付けられる装置やロッカー、改造ステーションなどは置ける。
建造に必要な素材としてはチタンを20個使うので、しっかりと集めておこう。
スナップポイントも多く、他の通路や部屋との接続がやりやすい。
ただし接続して建造する場合は、水深にもよるが基地の強度を5~10消費するので損傷に注意。
例えば水深800mで、基礎や補強のない多目的ルームに接続すると即損傷、ダウンする。
乗物改造端末の解説
関連記事→乗物改造端末の設計図はここを探す!
ムーンプールにしか設置できないファブリケーターといったところ。
シーモスとプローンスーツ、または共用のモジュールを作成できる。
改造ステーションと混同しがちだが、改造というよりは乗物のモジュールを作成する装置と認識すれば、ごっちゃにならないかもしれない。
ムーンプール内のスナップポイントならどこでも設置できる。
必要な素材に難しいものはないが、銅を4つ消費するので在庫確認。
また、モジュール作成だけでなく、手前にあるパネルから乗物の名前やカラーを変更できる。
上の画像にある赤いプローンスーツも、これで変更したものだ。
ドリルアームとグラップリングアームを作ろう
ムーンプールに設置した乗物改造端末から、この2つを作成して装備したい。
どちらもプローンスーツ専用のモジュールとなる。
ドリルアームの解説
関連記事→ドリルアームとグラップリングアームを作ろう【設計図と使用方法】
装備すると、クリックでドリルを突き出し資源鉱床を採掘できる。
各地の海域に様々な鉱石素材の鉱床が存在し、一度の採掘で7~10個獲得できる。
汎用素材はもちろんだが、本命の狙いはロストリバー下層の溶岩地帯にある藍晶石鉱床だ。
必要な素材では、ダイヤモンド4個がかなり重いかもしれない。
また、ドリルアームは敵性生物に対する攻撃手段としても使える。
グラップリングアームの解説
30mほどの長さの吸盤アームを射出し、くっ付いた場所まで引っ張ってくれる。
引っ張る力は相当あるので、進撃の巨人の立体起動のような高速移動が可能。
未改造プローンスーツは移動性能に優れず運用しにくかったが、これで悩みの半分が解決した。
特にロストリバー下層ではシーモスが使えない上に高低差の激しい断崖も多いので、グラップリング移動ができるプローンスーツは一気に頼もしくなる。
必要な素材では、高度配線キットとベンゼンを用意しなくてはならない。
高度配線キットは金銀があればすぐ作れるが、ベンゼンはブラッドオイルを3つ使う。
ブラッドオイルがなければ、ブラッドケルプ群生地で採ってこよう。
作ったモジュールを装備してみよう
プローンスーツの左肩部分に、モジュールを装備するスロットがある。
アップグレードコンソールにアクセスし、モジュールを装備しよう。
シーモスにストレージモジュールを取り付ける際に気付いた人もいるかもしれないが、プローンスーツのアーム系モジュールにも左右の概念が存在する。
左腕に対応するスロットに装備したアームなら、左クリックで使用。
右腕に対応するスロットに装備したアームなら、右クリックで使用。
どう対応させるかの判断と、残りの空きスロットに何を搭載するかは、お好みでどうぞ。
改造ステーションを設置しよう
関連記事→改造ステーションの設計図を確実に完成させる詳細マニュアル
設置に必要な素材で、特に難しいものはない。
乗物改造端末と混同しがちだが、こちらは既存のアイテムを消費してアップグレードする装置と認識すれば、ごっちゃにならないかもしれない。
装備品をアップグレード
【サーモブレード】
設計図なしで改造可能。生きた魚を切ると調理済みの状態でゲットできる。
外出時の食料問題をほぼ解決し、敵に対するダメージも少し上昇する。
【軽量大容量酸素ボンベ】
要設計図。大容量酸素ボンベと酸素量は変わらないが、軽いので若干巣泳ぎ速度が上がる。
プラスチールインゴットを使うので、素材の数と相談して作るか決めよう。
【超大容量酸素ボンベ】
要設計図。酸素量が驚愕の180秒。基礎45秒と足せば計225秒間水中で行動できる。
リチウム4つ消費が重いものの、水中探索で今までにない安定感を発揮するアイテムだ。
【ウルトラグライドフィン】
要設計図。巣泳ぎが速くなるが、まだシーグライドが有効。
後述のスイムチャージフィンが強いので、終盤になると履き替えることになる。
【スイムチャージフィン】
要設計図。泳ぐと手に持ったツールを少しずつ充電してくれるとても便利なフィン。
シーグライド移動も泳ぎ判定に含まれるようで、電池の減りが緩やかになるどころか、照明がONの状態でもゆっくり回復する。
素材のポリアニンは、ブラッドケルプ群生地に生えているディープシュルームというキノコを使うので、なければ採ってこよう。
【リパルションキャノン】
要設計図。プロパルションキャノンを改造したもの。
吸い寄せがなくなった代わりに、瞬時に物体を吹っ飛ばせる。
拠点の周りにいるストーカーやガスポッドが邪魔なら、これで遠くに移動させよう。
また、リーパーリヴァイアサンに対しての足止めに使える。ステイシスライフルでもいいが、こっちは複数回当てれば向こうから去っていく。以下は実際の動画。
シーモス深度モジュールのアップグレード
サイクロプスやプローンスーツの深度モジュールは、
ロストリバー素材が必要なので中盤ではまだ改造できない。
シーモスの深度モジュールであれば、ルビーがあると最終段階のMk3に改造可能。
なお、深度モジュール作成に設計図は必要ない。
【シーモス深度モジュールMk2】
500mまで潜れる。デガシ居住区(500m)の調査に行く際にピッタリ。
必要素材の磁鉄鉱は、近場ならジェリーシュルーム洞窟で拾える。
エナメルガラスに使われるストーカーのキバは、収集にコツがいる。
海藻の森にいるストーカーの近くに金属くずを落とすと、プレイヤーよりも優先で噛みつく。
その時に確率でドロップ。牙が折れる「メキャァァァン」みたいな音がすれば合図。
運が良ければ、金属くず遊びに付き合わずとも、海底に落ちていることもある。
【シーモス深度モジュールMk3】
900mまで潜れる。ロストリバー下層以外なら、全バイオームの海底に潜航可能。
必要素材は、ルビーが3個あれば作れる。
そろそろリチウムが枯渇しそうな段階でもあるので、在庫はしっかり持っておこう。
サイクロプスを建造しよう
キノコの森海底や沈没船探索で、外殻・艦橋・エンジンの残骸を各3個ずつスキャンしていれば、サイクロプスの設計図が手に入っているはずだ。携帯型乗物建造ベイで作ろう。
素材はかなり重いが、完成して中に入ればそれに見合った感動を得られる。
関連記事→携帯型乗物建造ベイの残骸がある場所
サイクロプスについて解説
見ての通り潜水艦そのもの。移動性能はもっさりしている。
画像付きで紹介したいが、感動を奪ってはいけないので要点だけ。
(長いので読み飛ばしてもOK)
【圧壊深度】
初期500mからアップグレードで900m→1300m→1700mの順で深く潜れるようになる。
【航行性能】
パワーセル6本の電力で駆動する。
・低速航行モード
改造フィンの泳ぎ速度くらい。ノイズが少なく、外敵に察知されにくい。(らしい)
・通常航行モード
全てが通常。特に問題なければこのモードで運転する。
・高速航行モード
シーグライドと同じくらいの速度。ノイズが大きく、電力消費も激しくなる。
・無音航行モード
各航行モードと併用でき、ノイズを50%カットするモード。電力消耗がとても激しくなる。
【外部カメラ】
起動すると、運転しながら船底、展望台、スクリューにあるカメラで周囲を確認できる。
どのカメラも横方向は360°見渡せるので、適宜カメラを切り替えて操作しよう。
【ソナー機能】
周囲の外敵を検知し、操縦席右のソナー上に表示する。
モジュール追加で地形も映せるようになる。
【デコイ発射】
装填管に入れたクリーチャーデコイを射出し、外敵の気を逸らす。
追加モジュールで5発まで装填可能になる。残念ながら魚雷はない。
リヴァイアサンを木っ端微塵にするような兵装があればよかったのに。
【乗物ドッキング】
シーモスかプローンスーツを1機だけ底部から格納し、充電できる。
モジュール追加で、乗物の自動修理をしてくれる。
【サイクロプス・アップグレード製造機】
サイクロプス専用のモジュールを作るファブリケーター。エンジンルームの壁にある。
シールド発生装置は、これで作成しよう。
【サイクロプス改造ステーション】
改造というものではないが、名前とカラーを変更できる。
【照明スイッチ】
外部投光照明と船内照明をON/OFFできる。
サイクロプスの照明類は電力を消費しない模様。
【船体HP表示パネル】
サイクロプスの残り耐久値と、損傷した部位を表示してくれる。
一定のダメージを受けて複数部が破損すると、火災が発生する。
損傷部はリペアツールで屋外修理、火災は船内備え付けの消火器で対応。
【自由区画】
ビルダーで、各種装置やロッカー、プランターなどを設置できる。
サイクロプス内でもマーブルメロンを育てれば、永久に遠征していられる。
シールド発生装置を装備しよう
上記の通り、サイクロプスのエンジンルームにアップグレード製造機がある。
その装置を使い、シールド発生装置を作成しよう。
高度配線キット、ポリアニン、パワーセルが材料となる。
完成したらエンジンルームの反対へ向かい、コンソールにアクセスして装備。
画像を見ての通り、計6個のモジュールを追加できる。
深度モジュールは確定枠、他はエンジン効率化モジュールなど、好きなものを装備しよう。
なお、エンジン効率化モジュールの効果は重複しない仕様。
シールド発生装置の解説
モジュール装備後、操縦席右側のパネルから起動できる。
船体周囲にバリアを展開して外敵の攻撃を防ぐが、電力をとてつもなく消費する。
電力がある限り展開し続けるので、危機が去ったら忘れずに解除しよう。
最後の最後でゲームクリアに必要となる。
まとめ
今回の記事で紹介した拠点と乗物のアップグレードを施せば、ゲーム進行は終盤へと向かう。
明らかにチタンとリチウムが足りなくなると思うので、チタンはともかくリチウムは在庫切れにならないよう、数量管理と収集を心掛けること。
関連記事→笑えるくらいリチウムを大量確保できる場所
ゲーム内で必要な素材の数とランキングを知りたい人は、以下の記事をどうぞ。
関連記事→素材総必要数ランキング!
また、これらのアップグレードと並行して、残っている救難信号や脱出ポッドの調査などをこなし、準備が整い次第ロストリバーへを挑戦しよう。
関連記事→サイクロプスは不要のロストリバー時短攻略チャート!
前編、中編、後編と長くはなったが、これにて中盤の解説とさせていただきました。