![【原神】申鶴の使用感や運用方法の紹介【無凸息災なし】](https://blg-46sui96.com/wp-content/uploads/2023/03/20230329171934-1-1024x526.jpg)
ver3.5後半ガチャで入手できる復刻キャラ『申鶴』は、氷元素に特化したバッファーキャラだ。
使用武器は長柄武器(槍)。
申鶴がパーティーにもたらすバフは、無凸状態でもかなりの影響力がある。
天賦の説明と、推奨される武器や聖遺物、実際の運用シーンも併せて紹介。
必要な育成素材
突破素材
ボスドロップの『ドラゴエアのニセヒレ』入手に難があることで知られている申鶴。
海祇島淵下宮のフィールドボス『アビサルビシャップの群れ』から入手可能だ。
前提として稲妻~淵下宮の任務を進めてこのボスを先に解放する必要がある。徒歩で出向いてすぐ戦える訳ではないので注意。
他の素材はトリックフラワーの蜜や清心の2種。比較的簡単に手に入り、インベントリにある分で足りなければ璃月周辺で集めよう。
天賦素材
必要なのは璃月天賦秘境で手に入る繁栄シリーズで、月曜木曜日曜に開催されている。
元素スキル>元素爆発>通常攻撃 育成優先順はこれが主流。
天賦Lv6以降必要になる週ボス素材は『淑女(シニョーラ)』がドロップする『獄炎の蝶』。
淑女が解放されてないのなら稲妻の魔神任務である第2章第3幕をクリアしよう。
天賦の説明
通常攻撃と重撃
特に飛び抜けた性能ではなく、天賦育成優先度も低い。
最終段の隙が少なく、通常攻撃が途切れずループする珍しい性質を持っているが、戦闘が有利になるほどのものではない。
重撃も至って普通のきりもみ回転突撃タイプ。
個人的にドラゴンストライクが最も発動しやすいと思ったのは4段目の突き。
元素スキル【仰霊威召将役呪】
スキル発動時に『氷翎』と呼ばれるバフをパーティー全員に付与する。申鶴も対象。
氷翎状態のキャラが与える氷元素ダメージに、申鶴の攻撃力を基準とした実数値を加算する。
天賦Lv9の場合、申鶴の攻撃力の77.6%を参照するので、申鶴の攻撃力が3500あったら
3500 × 0.776 =『2716』もの実数値が氷元素ダメージに上乗せされる形となる。
もちろんこの実数『2716』に、各キャラの氷元素バフ%や会心ダメージ、溶解反応、熟知ボーナスなどの補正がしっかりと加わるので、育ったアタッカーなら最終的に氷翅バフで上昇するダメージが『2716』どころか5桁を超えることも多い。
スキル短押し(突進攻撃)で5回、長押し(前方範囲攻撃)で7回、氷翎が発動する。
なお、このスキルを発動した時点で既に申鶴は氷翎を持っており、バフが適用された状態でスキルダメージが敵に入る仕組み。
短押し<長押しでクールタイムの長さが異なる。
元素爆発【神女遣霊真訣】
氷元素ダメージエリアを生成し、2秒毎に2hit×6setの継続ダメージを敵に与える。
エリア内にいる敵の氷元素耐性と物理耐性をダウンさせる。天賦Lv9の場合、両耐性共に14%下がる。Lv10以降は15%固定。
氷元素付与はエリア生成時ダメージと、2秒毎に6setある2hitで発生する。結果として、元素爆発効果時間12秒間で計7回の氷元素付与が可能。2凸なら効果時間が18秒になるのでその分氷元素付着回数は多くなる。
固有天賦1【大洞弥羅尊法】
元素爆発の神女遣霊真訣エリア内にいるキャラの氷元素ダメージ15%アップ。
1つ難点があり、発動直後の申鶴に15%バフはかかるものの、元素爆発ダメージ自体には15%が適用されていないのは少し残念。
固有天賦2【縛霊通真法印】
元素スキル単押しか長押しかで以下の効果をパーティー全員が得る。
・短押し:元素スキル、元素爆発のダメージ+15%(10秒間)
・長押し:通常攻撃、重撃、落下攻撃のダメージ+15%(15秒間)
これらは氷翎の残り回数や氷元素制限に縛られず、全キャラ全元素に時間内で適用される。
パーティーが出すダメージがスキルや爆発に重点を置くなら短押し、通常攻撃や重撃を駆使するなら長押しを選ぶといい。
固有天賦3【往来通暁】
璃月の探索任務(20時間以上)を完了した時、得られる素材が1.25倍。
命ノ星座
私の申鶴は1凸。
第1重【心斎】
元素スキルの使用回数+1
氷翎バフの追加や元素エネルギー補充が捗る優秀な星座。可能ならぜひ取っておきたい。
第2重【定蒙】
元素爆発の継続時間+6秒 エリア内のキャラが与える氷元素会心ダメージ+15%
6秒は2hit×3set追加ということ。氷元素会心ダメージ15%も良いおまけ。
第3重【潜虚】
元素スキルLv+3
氷翎バフがより強くなる。
第4重【洞観】
申鶴自身によって「氷翎」効果を付与されたキャラクターが、「氷翎」のダメージアップ効果を発動すると、申鶴は「霜霄訣」を1層獲得する。申鶴が仰霊威召将役呪を発動した時、「霜霄訣」をすべて消費する。消費した層数1につき、その時発動した仰霊威召将役呪のダメージ+5%。この効果は最大50回まで重ね掛け可能、継続時間60秒
要約:発動した氷翎1回毎に、次回使用する申鶴の元素スキルのダメージを5%強化するというもの。50回までスタックでき、その際は250%バフされる。このスタックは1分間保持され、申鶴の元素スキル使用時にリセット。
申鶴の2回目以降の元素スキル強化がループする。が、50重は完凸してても難しい。
第5重【化神】
元素爆発Lv+3
Lv10以降は耐性ダウンが15%固定なので、ダメージが上がるおまけ程度の感覚。
第6重【忘玄】
通常攻撃と重撃で発動した氷翎が消費されなくなる
完凸に相応しい性能を誇り、特に神里綾華や甘雨が恩恵を受ける。スキルや爆発で氷翎が枯渇しない限りは、強化状態を長く維持して通常重撃2段チャージを敵に叩き込める。
彼女達だけでなく、重雲の元素スキルを活用すれば、近接職は誰でも神里綾華の真似が可能。パイモンの比ではない。
4凸効果のスタック稼ぎも加速し、これを以ってして申鶴の全てが噛み合うことになる。
運用方法とパーティー編成
スキルや爆発の内容からして、申鶴は他の氷元素アタッカーと組むことで真価を発揮する。
元素スキルの項目で軽く触れた通り、氷翎効果はダメージ計算上『他の倍率補正を受ける』ので、元素ダメージバフや会心ダメージが高いアタッカー職が、氷翎バフを最も効率よくダメージ転嫁できる。
![甘雨氷翎バフなし](https://blg-46sui96.com/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-30-152034-edited.jpg)
![甘雨氷翎バフあり(長押し)](https://blg-46sui96.com/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-30-152059-edited.jpg)
![ディオナ氷翎バフなし](https://blg-46sui96.com/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-30-171513-edited.jpg)
![ディオナ氷翎バフあり(単押し)](https://blg-46sui96.com/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-30-171531-edited.jpg)
上記画像のダメージ比較は、どちらも同じ申鶴が及ぼしたもの。氷翎バフはアタッカーとサポートでダメージの伸び方がまるで違うのがわかる。
なので、申鶴と合わせる氷元素キャラは第一にアタッカーであること。アタッカーが1人いれば氷サポートも加入して問題ない。
溶解パーティー
例【ロサリア・申鶴・シャンリン・ベネット】
氷翎バフにも溶解反応が乗るので、氷元素側で反応を起こす工夫をしたパーティー。
氷アタッカー役は『手数が少なく1か2撃が重い』キャラが適任だったりする。
上の動画で申鶴の元素爆発を使わなかった理由は、炎→氷という元素付与順に乱れが生じると一気にダメージが下がってしまうのを懸念したため。
いずれにせよ元素スキルだけでの運用も効果的。1凸あれば格段に強くなるのは間違いない。
凍結パーティー
例【ロサリア・申鶴・行秋・重雲】
凍結パーティーのみならず、申鶴の動きはフル氷元素パーティーと同じ。
溶解パーティーとは違い、元素の付与順を気にせず申鶴の元素爆発を使用できる。氷元素キャラが多い分4凸効果のスタックも重ねやすく、操作も比較的簡単。
物理パーティー
例【刻晴(物理装備)・ロサリア・申鶴・雲菫】
超電導をかけた物理攻撃と、氷元素の氷翎も有効活用する編成例。雲菫をミカに変えても強いだろう。
物理攻撃が通る敵や、元素ギミックが氷雷で対応できる敵であれば、物理編成は楽しい。
申鶴がもたらす各種バフは、物理パーティーでも輝く。
メインアタッカーとしての申鶴
原神は、やろうと思えば全キャラアタッカー運用が可能なので、申鶴も例外ではない。
氷翎は申鶴にも適用されるし、凸が進んでいればそれだけ攻撃性能は強化されている。
重雲や行秋を引き連れて凍結パを組んだり、溶解を狙うのもいいだろう。
しかし、甘雨や神里綾華の方がアタッカーとして優れているので「申鶴をメインアタッカーにしたい!」という強い思い入れがないのであれば、一般的なバッファー運用をおすすめする。
聖遺物や武器の選択
推奨される聖遺物
バッファーとしての申鶴に優先したいステータスは
攻撃力>元素チャージ効率>会心率など とされている。
それらを考慮した申鶴の聖遺物の組み合わせは
【剣闘士】【しめ縄】【辰砂往生録】【来歆の余響】
のどれかを各2set(攻撃力+18%)ずつ着用することで、攻撃力を36%盛るのが主流。
時の砂、空の杯、理の冠のOPを全て攻撃力にすれば、申鶴の攻撃力は3000を超える。
元素爆発はエネルギーを80必要とするので、元素チャージ効率も確保したい。
無凸なら190%~210%、1凸なら160%~190%あれば、しっかり爆発を回せる。
アタッカー寄りにしたい場合は、杯を氷元素バフに、冠を会心率or会心ダメージに、聖遺物も氷風setを混ぜたり調整すれば、高いダメージを出せようになる。ただし、氷翎バフ効果が弱くなるのには留意しておこう。
推奨される武器
結論、星5槍のほとんどに多かれ少なかれ適正がある。私の申鶴は天空の脊を装備。
【星5武器】
・息災(限定祈願)
申鶴にあらゆる点でベストマッチ。攻撃力を盛るだけならトップクラスの性能。
・天空の脊
高い基礎攻撃力と元素チャージ効率を有する。攻撃力追加はないが、ある程度の会心率とちょっとした追撃性能も付いてくる。
・破天の槍(限定祈願)
シールドを張れるなら高い攻撃力上昇を見込める。前準備で申鶴が5回攻撃する手間あり。
・和璞鳶
基礎攻撃力も高く会心率が多く盛れる。破天の槍と同様、攻撃回数で攻撃力が上昇し、最大7重に到達するとダメージバフをもらえる。アタッカー寄りの申鶴向け。
・草薙の稲光(限定祈願)
元素チャージ効率が多く確保でき、それに比例した攻撃力をもらえる。
・護摩の杖(限定祈願)
高い会心ダメージが魅力。HP基準で攻撃力が上昇し、HP50%以下で効果最大。
・赤砂の杖(限定祈願)
飛び抜けた会心率を得られる。元素熟知基準で攻撃力が上がるものの、大体のバッファー型申鶴は元素熟知を盛ってないので、この性能を活かしきれないのが残念。
【星4武器】
・西風長槍
元素チャージ効率上昇と無色の元素粒子生成で、元素爆発が格段に回りやすくなる。
・千岩長槍(限定祈願)
サブOPで攻撃力が上がるのに加え、パーティー内の璃月キャラ総数で攻撃力と会心率が上昇。
・斬波のひれ長(限定祈願)
星4にしては基礎攻撃力が高く、サブOPでも攻撃力を盛れる。元素爆発の強化も良い性能。
・風信の矛(イベント限定)
攻撃力が大きく上昇する武器。訳あって私は所持していない。
・漁獲(稲妻釣り協会で交換)
元素チャージ効率確保と、元素爆発を強化できる武器。基礎攻撃力が低め。
・死闘の槍(紀行報酬)
高い会心率を得られ、条件付きで攻撃力が少し上昇する。基礎攻撃力が低め。
・星鎌・試作(鍛造)
元素チャージ効率が高く、スキル使用時に通常攻撃と重撃を強化できる。
まとめ
申鶴は攻撃力>元素チャージ効率>会心率の優先度を意識した育成と装備選択をすることにより、他の氷元素アタッカーのダメージを飛躍的に伸ばせる。
私の申鶴は無凸。育成当初から天空の脊を持たせて、甘雨やロサリアと共に活躍してきた。
そんな中で思うのは、やはり1凸が欲しい。使う度に強く感じる。
決して無凸が弱い訳ではなく、1凸が優秀すぎるということを念押ししておこう。
この記事を執筆している現在(ver3.5後半)、申鶴の復刻ガチャが開催されており、なるべく無課金で彼女をもう1人迎え入れたいと思っている。
追記(2023/4/25):1凸しました。