本ガイドラインは、モニター用装飾スタンドに用いるイラストについて、完成時に意図した視覚効果が得られやすくなるよう整理した参考資料です。
イラスト発注者と依頼を受けるイラストレーターが本ガイドラインを事前に共有することで、「どのようなイラストであればモニター用装飾スタンドとして成立しやすいか」を双方が共通認識として理解することを目的としています。
なお、本ガイドラインは制作時の判断材料を示すものであり、本資料への準拠がすべての製品の品質や視覚効果、完成度を保証するものではありません。また、本ガイドラインに基づく制作結果について、権利者およびOEMは責任を負いません。
視覚効果を正しく発揮しやすいポーズ例
視覚効果を得やすいポーズ例をまとめたテンプレート資料を用意しています。参考としてぜひご覧ください。
完成イメージに当てはまる資料があれば、イラストレーターへ「描いてほしいポーズ案」として提出し、微調整などしてご利用いただくことも可能です。




テンプレート資料をご利用いただく場合でも、初めてご依頼される方や制作を担当されるイラストレーターの方には、視覚効果の仕組みを理解していただくことで完成度や再現性が大きく向上します。
可能であれば、本ガイドライン全体にも一度目を通していただくことをおすすめします。
【推奨仕様】
・画像サイズ:2000 × 2500 px アスペクト比率4:5
・ベゼル被り領域の寸法:幅2000px 下部から200pxの範囲(全高の8%で計算)
・解像度:300 DPI(推奨)
・背景:透過、描写なし(風景ではなく装飾的な背景は可)
※印刷方式や製作方法により最適な仕様は異なるため、最終的な仕様は製作業者と協議のうえ決定してください。
テンプレート資料にないポーズを考案している場合
以下の条件を満たすことで、モニターとキャラクターとの前後関係に基づく視覚効果が成立しやすくなります。
・イラスト面下部のベゼル被り領域が身体の一部で自然に埋まっている
・ベゼル被り領域内の身体部位から下は描写しない
・ベゼル被り領域内は表現に矛盾が起きる要素は描かない
・キャラクターが適切な俯瞰(上から)や煽り(下から)角度になっている
これら条件の詳細を下記にて解説します。
視覚効果を得るための重要ポイント
・イラスト面下部のベゼル被り領域が身体の一部で自然に埋まっている
本製品は、キャラクターがモニターの向こう側から前面へ乗り出して見える概念的表現を特徴としており、イラストの構図や描写によって見え方が大きく変わります。
その視覚効果をもたらすのが、本製品イラスト面下部に存在するモニターのベゼル被り領域です。(ベゼル=モニターの外枠、フチ)


このイラスト面下部のベゼル被り領域を
・腕
・手
・胸部
・身体の一部
などで埋めることで、キャラクターがモニターの背面から前面へよりかかっているように見える視覚効果が生じます。
↓スタンド実図とベゼル被り領域の可視化図
なお、腕や胸部等の身体部位で埋めようにも隙間や間隔が空いてしまう場合は、スタンド製品が透明のアクリル材質ならある程度許容されます。
イラスト構図の隙間や間隔からモニターのベゼルが見えるので、奥行表現が自然となり整合性は崩れにくいでしょう。

・ベゼル被り領域内の身体部位から下は描写しない
ベゼル被り領域は、モニター裏から前へキャラクターの身体部位がせり出した概念の表現部分です。
そのせり出した身体部位より下部は一切何も描かないことが、自然に視覚効果を得るためのポイントとなります。
本来ならモニター裏にあるべき胴体等がベゼル被り領域に描写されていると不自然になるので、原則描かないことを推奨します。

・ベゼル被り領域内は表現に矛盾が起きる要素は描かない
上の項目と同じく、本来ならモニター裏にあるべき後ろ髪や衣装、装飾などの描画は、ベゼル被り領域の境界で完全に途切れさせましょう。


そうすることで、正面から見た時にキャラクターがモニターの向こう側から前面へ乗り出して見える疑似的な立体感を担保できます。
ベゼル被り領域の寸法は下部から全高pxの8%px分で計算されています。イラストの縦サイズが2500pxであれば×0.08の200pxが縦のベゼル被り領域です。
・キャラクターが適切な俯瞰(上から)や煽り(下から)角度になっている
本製品の視覚効果は、キャラクターがモニターの正面方向を向いている構図で最も安定して発揮されます。
そのため、特別な意図がない限り正面向きの構図を推奨します。
一方で、ベゼルに被る下部領域と身体の接続関係や奥行き表現が適切に設計されていれば、横向き・斜め向きの構図で視覚効果を成立させることも可能です。
ただし、これらの構図は制作難易度が高くイラスト単体と設置後の見え方に矛盾が生じると立体感が弱くなる場合があります。
不安がある場合は、正面向きのポーズを選択することを推奨します。